夏はとにかく気温の変動が激しい。
元々寒がりな体質である。
夏はエアコンを使う。
しかし設定温度は28度か29度にしている。
時には28度でも寒いと思う時はよくある。
だが、家族は暑がりで、気温のすり合わせができない。
おいらと家族では気温の設定に3度ずれている。
だから、家族がいるリビングは寒くて入れない。
我が家では逃げ場はあるのでまだいいが、職場では逃げ場がない。
職場は寒いのだ。
近くの空調機の温度を変えても、無駄な抵抗でしかない。
フロア全体の温度設定を変えないと意味がない。
しかし外部の人間がそこまでやるのは抵抗がある。
だったら何か羽織ればいいのだが、あからさまな格好は気が引ける。
女性がよくやるひざ掛けはダメだ。
足が寒いのではない。
お腹や背中が冷えるのがいやなのだ。
バカボンのパパみたいな腹巻がいいのだが、その恰好も気が引ける。
そこで編み出したのが、爬虫類の真似だ。
朝、出かける時はエアコンをつけずに車に乗る。
職場に到着するまでに、車内で体を温めておくのだ。
汗は少し出るが、職場に入るとスーッと汗が引く。
午前中は何とか持つとして、
お昼には弁当を食べて熱源の補給だ。
それでも体温は下がっていく。
夕方、帰宅する頃には体が冷え切っている。
外に出ると、熱い空気に包まれるが、これは暖かくて気持ちがよい。
帰宅する車内もエアコンをつけずに温まりながら帰宅する。
朝とは違い、帰宅する頃には汗でだらだらだ。
爬虫類のトカゲやイグアナみたいに日光浴で体温を上げてから活動する
みたいな真似をしているのだ。
恒温動物の人間様が爬虫類のような真似をするのは屈辱だが仕方がない。
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