秋田は遠い、遠すぎる。
これなら九州へ行った方がまだ近い。
10/1(土)、秋田方面へ、ひたすら日本海側を北上する。
新潟を通過した時点で自宅から400Km、これでも目的地まで約半分の距離だ。
交通量が少ない北陸道だから、クルコン使ってハンドルだけ握る。
クルコンはバカチョンタイプなので、今どきのアダプティブ方式ではない。
それでも右足は使わないので楽だ。
新潟から先は"日東"だ。
日本海東北道の略称だが、なじみがなく紅茶?と勘違いする。
"日東"は県境の分断区間が多い。
新潟県内は、村上までで一度切れる。
R7号に下りて北上し、山形県・鼠ヶ関に入る。
鼠ヶ関は、源義経が奥州の藤原氏へ落ち延びたときに、船で上陸した場所とされる。
そこから少し先で"日東"の山形区間が再開する。
しかし、酒田の少し北、遊佐比子ICで終点。
R7号に下りてさらに北上し、秋田を目指す。
天気は快晴だ。
前方に鳥海山が見え、山頂の上には白い雲が沸いている。
行きがけの駄賃で、鳥海ブルーラインに乗る。
最高地点の展望台、絶好の快晴で、車も多いし、登山客も多い。
展望台から下界を見下ろす。
眺めが素晴らしい。
鳥海山を下り、象潟ICから、"日東"の秋田県区間が再開する。
秋田道に入り、協和ICで降りて、R341、R46、R341で田沢湖へ。
ここは圧倒的に秋田ナンバーの車が多い。
その次に盛岡や岩手ナンバーもある。
ここに福井ナンバーは目立つ。
福島県内ではあまり目立たないのだが。
おいらは車のナンバーを気にするタイプだが、気にしない人が多いのかな?
秋田駒ヶ岳を右手に見ながら走り、やっと乳頭温泉郷だ。
車を走らせながらも硫黄臭い。
長旅だが、快晴の天候で、温泉につかる。
この温泉は全国的にも評価というか人気が高く、温泉の質が良い。
というか、温泉が濃く、硫黄の匂いがすごい。
帰宅してもシャツには硫黄の匂いが濃く残っていたほど。
乳頭温泉の人気は、本物の温泉ということにあると思う。
名ばかりの温泉ではなく本物の温泉を感じさせる魅力がある。
今までに体験した温泉の中では断トツで1位だ。
若い時は気にしていなかったが、老人になってやっと温泉の良さに目覚めた。
今度は大分県の温泉地にも行ってみたいと思っているけど。
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