PixInsight攻略(1)過去の実績

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PixInsightの攻略にかかる。
最初に使ったのは、9年前、2012年であった。
冬は撮影できないから(できた年もあったが)PixInsightを使ってみたのだ。
チュートリアルの動画を何回も繰り返して操作を学びやってみた。

PixInsightを使ってみた感想は、まるで芸風が変わったような仕上がりに感動した。
しかし、その後、仕事の関係で趣味にかまけていられなくなり
すっかり忘れてしまった。
今ではどうやったらこの画像を作れるのか全く分からない。

再度、チュートリアルの動画を見ながらやり方をマスターするしかない。

下に当時の画像を再掲載する。

M101_2012.jpg

M101 FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x4 G:5x4 B:5x6(RGB:2xbin) SBIG Filter
PixInsightでM101を処理をしたのが、2012年2月だった。

最初の処理は下の画像。
M101_2009.jpg
M101 FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8
L:10mX12, R:5mX4(2x), G:5mX4(2x), B:5mX6(2x)
撮影は2009年1月、最初の処理画像がこれである。

今から思うと、たったこれだけの枚数でそこそこ処理ができている。
STL6303Eは感度も高く、画像の素直さもあって処理はしやすかった。
STL11000Mは感度が悪く画像も素直じゃなく苦行の連続なんだがなあ。
それでももう少し使い続けてみるけどな。

STL6303EとSTL11000Mのどっちがいいかと問われればSTL6303Eと即答する。
昔、誰かに質問されたことがあったがその時もSTL6303Eと答えた。
いまさらこんな古いカメラを買う人はいないと思うけど。

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コメント(2)

その6303チップ採用のCCD、実は探していました。
古いけれど、良いセンサーだと思います。
でも見つからなかったので、KAF-16200にしました。
テストしてみると、
QEはカタログ通りで、ASI-6200には負けてしまいました。
露出が長くなる分、シーイングの影響も受けて甘くなりますし。
でも、
バックグラウンドが静かなので、CMOSより淡いところの再現は良いかも?と感じています。
ダークノイズは、たぶん-30度くらいまで冷やしてしまえば、両者に大差はない印象です。

ピックスインサイトは、
僕も改めてマニュアル読んでいるところです。
個々の設定の意味が分からないと、なんだかとってもイライラしてきますよね。(笑
最初に、
「補間アルゴリズム」のところと、「ノーマライズ」のところを読み終わったところです。
次に、コズメティックとHDRツールと続けて、
色はプレートソルブとフォトメトリーで行こうと計画しています。
フォトメトリーも読むといろいろとあるので、手間が増えますね。
「フォトメトリーをかける前処理で、きちんとカラーキャストやグラディアントを処理するのが肝要である」とあるので、
私には難易度が高いです。
ごまかしが効かないので。

各種の動画は、
けっこう解説者ごとに「流儀」が異なるので、考え方の背景を参考にして聞いています。

n2068ddさん、コメントありがとうございます。
STL6303Eは今となっては貴重なCCDで、大事に使います。
STL11000Mはこんなに使い勝手がよくないのかと、改めて6303Eの良さを感じてます。

PixInsightは確かに人によって意見が違いますけど、それだけ機能がありすぎるというか懐が深いというか底なし沼のようなソフトだと思います。

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このページは、ピカチュウが2021年11月30日 08:00に書いたブログ記事です。

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