ドイツ語は難しい(3)

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第9のドイツ語は、古典的表現と現代語的表現の2通りあると以前に書いた。
合唱団としては、このどちらかの表現を統一しないと歌いにくいようで
どちらかを指定するようだ。
どちらかが正しくてもう片方が間違いというわけではない。

そもそも、通常の話し言葉と歌う場合の歌い方には
洋の東西を問わず違うものらしい。

例えば日本でも、歌い方として
「・・・さまよう」といった、最後が動詞で「う」という歌詞の場合、
歌い方としては「・・・さまよお」と表現する。
おいらは音楽としての教育は小中高と音楽の授業を受けただけで
それ以外の教育は受けていないが、前述した程度の知識はある。
由紀さおりとか、NHKの歌番組に出るような正統派の歌手は、
きちんと「・・・さまよお」と表現する歌い方をする。
これは現在でも正しい歌い方ではないかと思う。

ところが、通常の楽曲なんかだと、「・・・さまよう」という
そのままの歌い方をする歌手が現れたのにはびっくりした。
といっても最近の話ではなく、昭和の末期だったか平成の極初期のころ。
「あみん」というグループ(「待つわ」でヒットした)を解散し
ソロで活動した岡村孝子がそうで、初期の頃のアルバムで聴いた。
曲名は忘れたが、「・・・今日もさまよう」という歌だった。
この曲を最初に聴いたときにもの凄い違和感があって
気になったのを強く覚えている。

ちなみに岡村孝子はおいらと誕生日が2か月程しか違わない、同じ年齢だ。

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このページは、ピカチュウが2021年1月 7日 08:00に書いたブログ記事です。

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