静岡の不思議(9)

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静岡は、西日本と東日本の境界でもある。
富士川を境にして、西側が60Hz、東側が50Hzで電力会社の周波数が違う。
今どきの家電は50/60Hz両対応のものも多いから心配はしなくてよいと思うが
物によっては使えないので要注意だ。
県内で引っ越しした場合に問題になりやすい。

電気の周波数は富士川というわかりやすいもので区分けできるが、
糸魚川静岡構造線は微妙に違う。
糸魚川静岡構造線の静岡側は、あまりはっきりした境界は無く、
安倍川の東にある竜爪山のあたりから静岡市清水区になるようだ。

紛らわしいのが、糸魚川静岡構造線とフォッサマグナだ。
フォッサマグナは糸魚川静岡構造線から東に大きく広がる地溝帯で
面積としてはかなり広い。
糸魚川静岡構造線はその名の通り線であり、フォッサマグナの西端の線である。

中央構造線は、これまた全然違うもので、
関東から九州にかけて南北に二分する構造線だ。
諏訪湖から国道152号線、秋葉街道を通り、愛知県の豊川へと抜ける。
静岡県としては、浜松市の北部(天竜区)を通っている。

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このページは、ピカチュウが2020年9月17日 08:00に書いたブログ記事です。

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