をしている人々がいる。もちろんアメリカ人だ。
アラスカでの金堀りは日本と違っている。
日本では鹿児島県菱刈鉱山で金の採掘をしているが、
岩盤をダイナマイトで砕いて溶かして金を抽出する。
アラスカは砂金の採取みたいなもので、
クレーンで土砂を掘り、水で洗い流して金を底に溜めて拾い出す。
狙うポイントは昔の川や滝壺だ。
昔の氷河で砂金が流されてきて堆積しているという話らしい。
今は土砂の下に埋もれているが、そこをピンポイントで狙わないと効率が悪い。
闇雲に掘っても金が取れなければ大損だ。
場所がアラスカだけに夏場しか採掘ができないという事情もある。
ということをディスカバリーチャンネルでやっているがまあ見ているとこれが面白い。
何というかトラブル続きでうまくいかない。
それでもめげずにやっと金を掘り当てたのだから凄いな。
金が出なければ連中はお先真っ暗だ。
金が出たといっても、投資した金額は何とか回収できたというレベルで
儲かってはいないが、これから儲ける気でいるような感じだ。
投資に日本円で3000万程かけてやっと回収したような状況らしい。
この段階でははっきり言って儲かっていない。
金を掘るにも重機や発電機が必要で1日で1000ドルだったか4000ドルだったかお金が掛かる。
日本円で1日に10万~40万?らしい。
とてつもないギャンブルだ。
金を掘るよりも真っ当に働いた方が余程お金になる。
アメリカは景気がいいのか悪いのかよくわからないが、
日本と同様に儲ける奴は儲けるし金のない連中は金がないのだろう。
もしかしたら日本の貧乏人>アメリカの貧乏人かもしれない。
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