福井県内の酷道としてはどうだろうか。
№1としては、何といっても国道157号だ。全国レベルで酷道マニアにはたまらないくらい有名だ。
石川県金沢市~岐阜県岐阜市を結ぶ南北方向(地図では上下方向)の国道だ。
酷道区間はというと、福井県大野市の摩耶姫湖というダム湖(真名川ダム)を過ぎたあたりから、岐阜県本巣市樽見までの区間、
ここがやたら長い区間だ。距離にして50Km以上はあるのかな?
冬季はもちろん通行止め(豪雪地帯)になり、通行可能期間は6月~10月か11月あたりで一年の半分以上は通行止めになる。
大雨があると土砂崩れを起こしやすくこのために夏季でもしょっちゅう通行止めになる。
福井県・岐阜県の県境には温見峠(ぬくみとうげ)があり、この峠は能郷白山という山の登山口となっている。
「危険!落ちたら死ぬ」という看板は、岐阜県の能郷ゲート~黒津ゲート間ではあるが、
福井県側も含めて酷道区間は本当に「落ちたら死ぬ」区間で走行には十分注意する必要がある。
これ以外は酷道はあるにはあるが、あまり大したことはない。酷道入門用レベルか。
国道158号線(福井県福井市~長野県松本市)は、強いて上げれば
・油阪峠(福井県・岐阜県県境)
ここは自動車専用道路で油坂峠道路が開通しており現在は無料通行可能だ。
(余談だがすごく回り込んだS字コーナーが連続して自動車専用道路での酷さは№1だろう)
昔は片道350円を払って通って高須スノーパークへ遠征した記憶がある。
本来の国道は狭いくねくねの峠越え区間となるがそれでもあまり大したことはない。
・安房峠(岐阜県・長野県県境)
ここは安房峠トンネル(有料)が開通し年中通行可能となった。
旧道も走行可能(冬季通行止め)で、長野県側の11連続ヘアピンは有名だ。
国道476号線(福井県敦賀市~福井県大野市)、一部のみ酷道
・丁坂峠(大野市)
酷道476号線の酷道区間は、大野市の西にある丁坂(よほろざか)という峠越え区間になる。
池田町~南越前町は分断区間がある(先日ドローンでここは空撮した)
国道365号線(石川県加賀市~三重県四日市市)、一部のみ酷道
・栃木峠(福井県・滋賀県県境)
酷道区間は、福井県側の一部(県境の栃木峠まで)冬期間は通行止めになる。
・椿坂峠(滋賀県長浜市)
椿坂トンネルが開通し難所はなくなった。
・三重県いなべ市
地元でないのでよくわからない。
国道303号線(岐阜県岐阜市~福井県若狭町)、酷道ではなく国道に昇格した。
昔は酷道区間が存在したが、トンネルが開通したり場所が移動したりで現在は酷道区間はない。
昔の酷道区間が存在したとき(岐阜県~滋賀県)に走破したことがあり記憶に少し残っている。
最近やたら国道に詳しくなってきた。www
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