7月下旬に和歌山に旅行に行って来た。
ブログのネタに書こうと思っていたがそのままとなってしまっていた。
なぜ和歌山か? → 行ったことがないから。
京都、奈良、大阪は何度となく行っているが和歌山は行ったことがなかった。
かなり辺鄙なところにあるし行きづらいところではある。
しかし、その気になっていけば、大阪から1時間もあれば和歌山市には行けてしまう。
朝6時に自宅を出ても大阪は9時前にはついてしまう。
和歌山に向かうのではなく、いったん奈良へ向かう。
橿原方面へ行き、橿原神宮に参拝。
ここではシュワシュワシュワと鳴くクマゼミの大合唱だった。
実は自宅周辺ではアブラゼミやニイニイゼミが主流でクマゼミはほとんどいない。
クマゼミは南方系のセミであまり見たことがないが、まれに自宅周辺でも鳴き声が聞こえることがある。自宅周辺ではクマゼミの鳴き声は非常に珍しいものなのだが、ここでは大合唱だった。
なのでクマゼミの大合唱は違和感がある。やはりアブラゼミの鳴き声でないと夏という感じはしない。
その後、明日香村にある飛鳥寺に行き、そこから高松塚古墳へ。
これが現在の高松塚古墳できれいに整備されている。
近くに資料館があり、例の石棺内部の復元された壁画が展示されている。
東西南北には、東を青龍が、南を朱雀が、西を白虎が、北を玄武が守る聖獣を配置しその間に人物が描かれている。
ここでもやはりクマゼミが鳴いていた。
そこから和歌山県に入り、高野山へ。
高野山もなかなか行きづらいところだが今回やっと行くことができた。
高野山へは細くてくねくねした道を上がっていくのだが、なんとここではお昼ごろにもかかわらずヒグラシの大合唱だった。
ヒグラシは、自宅周辺でもよくいるが、夕暮れ時にしか鳴かない。真昼間からは鳴かないが山奥だから真昼でも鳴いているのだろう。
昼食をとり、高野山・金剛峰寺へ参拝。それから多くの墓が並んでいる奥の院も参拝。
やはりヒグラシの大合唱で、金剛峰寺の中を見学していてもヒグラシの鳴き声が聞こえ、お坊様が"ヒグラシが鳴いてますねー"と説明があったほど。
ヒグラシの鳴き声自体は違和感はないが、真昼間から鳴いているのはやや違和感がある。
高野山では山全体がヒグラシの大合唱。
高野山から下山し和歌山方面へ。
今夜の宿は加太という所で、紀伊半島の西に突き出たところ、和歌山県と大阪府の県境近くの海岸にある。
部屋や大浴場からは、このような景色が見える。
ちょっと遠くの島が淡路島で、左手奥には徳島が見えるらしい。
事前にネット予約をしていったが平日にもかかわらずほぼ満室。
夏休みだからか家族連れもいるし、おばはんの団体もいる。
海を眺めながら露天風呂は最高に気持ちがいい。
ここでもクマゼミの大合唱だった。
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