ステライメージのV5が出たから、金払ってバージョンアップしる!という内容の案内が来た。
V−UP料金は¥12,000円だが、こうやって少しづつお金を巻き上げられるのは気分的によくない。
V−UPの中身が凄ければ喜んでお金を払うのだが、今回はあまりそそられない。
要約すると、
1.処理の高速化と各色32ビット化(96ビット処理)
2.Webカメラからの画像処理(レジスタックス機能みたいなもの)
3.デジ一眼のRaw処理機能強化
4.その他、画像処理の機能向上や効率化
で、今のところ、あまりそそられない。
カラーの冷却CCDで、ベイヤー配列からのカラー合成もできるようだが
カラーの冷却CCDを買ってからの話だな。(無理にステラでしなくてもいいけどね)
投稿時間 : 20:45 個別ページ表示 | コメント (2)
いつも使うソフトは、
・テンマ用:The SKY 6
・ガイド(撮像)用:CCDOPS
この2つである。ステナビは、CCDOPSとの相性が昔から言われているので
使っていない。
次回、晴れたら(いつになるのか?)NGC4565でも狙おうかと、The SKY 6で
シミュレーションと、ガイド星の確認をしてみる。
北を上にしてカメラを180度逆にすると、9等級のガイド星がみつかる。
(ガイドエリアの左端で、9.11等級)
ステラギアで、同じように表示してみると、このようになる。
問題なのは、同じガイド星なのに、8.4等級として表示されるのが気になる。
ステラギアとThe SKY 6 どちらが正しいのか?(The SKY 6が正しいと思う)
ステラギアではこの画像のように、NGC4565のイメージ画像までは出ない。
M42やM45は、それらしいイメージで表示しれくれるのだが、NGCまでは
手が回らなかったということか。
投稿時間 : 20:46 個別ページ表示 | コメント (4)
ファインダーは、光学式、レーザードット式といろいろ使ったが、
今のところ、暗視野照明付のタカハシ7X50ファインダーを使っている。
これはFRCに付属していたもの。
最初は、少しでも軽くするために、笠井のクイックファインダーを付けていたが、
土台のスポンジが柔らかくて、角度によっては自重で向きが変わってしまった。
結局、少しは重くなるが純正のファインダーを使うようになった。
ファインダーは付けたままでは運べないので、赤道儀に搭載してから取り付けるが、
それでもほとんど狂わない。(ネジが緩んでいて狂うことはある。)
CCD撮像時でも、基準星をこのファインダーだけでCCDチップに導入できる。
やはり、このファインダーは使いやすくて手放せない。
投稿時間 : 20:53 個別ページ表示 | コメント (0)
北陸ではまだまだ天候がよくならず、撮影シーズンは当分先になる。
この画像は、昨年の秋に、Hαで馬頭星雲を狙う直前の状態。
思えば、この撮像が昨年のラストショットになってしまった。
この日の撮像の手順は、
1.機材のセッティング
2.アルデバランをファインダーで導入し、The SKYで同期をとる。
ファインダーだけでCCDのチップ上にアルデバランは入ってくる。
3.クリアフィルターで大まかにピントを合わせる。
4.スバルのアルキオーネを自動導入。
5.フィルターをHαに切り替えて、ピントを合わせる。
Hαの場合、アルキオーネを使うとピントを合わせやすい。
回転ヘリコイドでも、中央にアルキオーネとすぐ近くに暗めの星がある。
6.ピントが合ったら馬頭星雲用にカメラを回転させて構図をとる。
7.馬頭星雲を自動導入。
ただ、この時間では家の影や木陰で馬頭は見えない。
ファインダーで見えるまで待つ。その間に改造D70で写した。
8.馬頭が木陰から顔を出したら、軽く撮像して、最終的に構図を微調整。
馬の頭付近のひし形の恒星配列で構図を判断。
9.撮像開始、AO−7で、0.2秒のガイド露出で約3〜4HzでAO−7ガイド。
地上が濃霧に覆われるまでが撮像タイムとなる。
結露対策のため、鏡筒フードより乾燥空気を送り込む。
余談であるが、FRCはカメラを取り付けてもこれでバランスは取れている。
BRCの場合は、重心位置が接眼部寄りのためバランスがとりにくいらしい。
重心位置をずらすオフセットマウントか、フードに錘をつけてバランスをとるらしい。
投稿時間 : 19:44 個別ページ表示 | コメント (0)
ヤフオクにでも出そうかな?
1.未使用ToUcam 2年前に購入(予備機)
2.ニコンD70用AC電源(解析用に購入、もう用はない)
3.Intel Pro/Wireless 2100 MINI-PCI無線LAN(802.11bは遅いからいらない)
4.タカハシFS102用鏡筒
(これ売ってもいいけど、ノーマルFS102に戻せなくなるしなあ)
投稿時間 : 21:11 個別ページ表示 | コメント (2)
D70の外部電源に関して、私のやり方を詳細に説明する。
まず、このような電気工作用の接続ケーブルを2本用意する。
先っちょに穴があいているジャンパー結線用のもの。無線パーツ屋等で調達。
これを加工して、片側を電源端子にする。
赤線(+9V)で電源端子の中央
黄線(GND)は電源端子の外側
これを、D70の外部電源コネクタに突っ込む。
赤線(+9V)は右上
黄線(GND)は左下
脱落防止のために、ゴムカバーにぐるぐる巻きつければOK。
つまり、特殊コネクタの電源を通常のACアダプター用の丸端子にするわけ。
ここに外部からDC9Vを供給するだけでよくなる。
通常撮影には邪魔になりそうだがまったく邪魔にならないし、
いざとなれば、取り外し、取り付けもワンタッチではないが簡単だ。
みてくれは悪いかもしれない。たとえるならば、点滴用のチューブを
腕につけたまま歩くようなものだろう(入院してましたもので)。
投稿時間 : 17:19 個別ページ表示 | コメント (2)
昨日は朝から体調が悪く、それでも午前中は仕事をしたが
あまりのだるさにやる気がなくなって、病院にいった。
症状(高熱、悪寒、全身の間接がだるい、のどの腫れ)を伝えて
自分からインフルエンザの検査をしてくれと頼んだ。
このときの体温は39.7度、もうすぐ40度だ、惜しい!
(あと0.3度高ければなあ)
しかし、インフルエンザの陽性反応が出ない(AもBも)。
医者が言うには、症状からインフルエンザだとは思うが
発症からある程度時間が経たないと陽性反応は出ない。
陽性反応が出ないことにはそれ用の薬は出せない。
熱を下げる処置をしましょうということで、注射、点滴、薬の処方
をしてもらって、今日は仕事に出る程かなりよくなった。
投稿時間 : 18:53 個別ページ表示 | コメント (4)
前回、FRCではぴんとくるじゃんがまったく役に立たなかったことを書いた。
昨年のFRCでの銀塩撮影では、どうやってピントを合わせたのかというと、
かなり原始的ではあるが、本物のナイフを使ったピントテスターを使った。
カメラのフィルムを抜いた状態で、フィルムレールにこのテスターを当てて
ナイフの切れ具合をルーペで拡大するというもの。
ピントくるじゃんとは違って、ナイフの切れる場所で真っ黒になるわけではない。
外ピンの場合は、ナイフが順方向に切れ(右側から)、
内ピンの場合は、ナイフが逆方向から切れ(左側から)るので
この切れ具合を判断しながらピントを追い込む。
実はこのピントテスターは、自分で作ったものではなく、よっちゃんさんに
作って頂きました。
これがなかったら昨年は銀塩撮影をあきらめていたでしょう。
どうも、ありがとうございました。
投稿時間 : 19:50 個別ページ表示 | コメント (0)
三ツ星の69カメラ用ぴんとくるじゃん。
銀塩でのナイフエッジ方式でピントをあわせる。
400ミリ〜1000ミリの屈折鏡筒ではこれでピントを合わせていた。
対象確認アイピースで1等星を視野のど真ん中に入れ、
赤緯モーターを微動させて、円形ナイフエッジのエッジにかける。
半月状の状態を探り出し、ピント合焦装置を動かして
半月−真っ黒−逆半月
となるのだが、真っ黒の位置がナイフが切れている場所で
この位置がピントの合っている位置となる。
ところが、昨年、FRC300ではこのピントくるじゃんは
まったく役に立たなかった。
おそらく、ぴんとくるじゃんの円形の中心軸が、FRCの光軸の
中心とあっていないために(回転ヘリコイドのため)回転させたら
ナイフが切れたり切れなかったりするせいではないかと思う。
投稿時間 : 22:35 個別ページ表示 | コメント (5)
まずは、CFW−8Aのフタに2箇所(図A,B)にネジ穴を開ける。
ネジ穴の位置は、下の写真のA,Bの穴と一致させる。
次に、AO−7の土台に2箇所(図C,D)にバカ穴を開ける。
穴の位置は、上の写真のC,Dの穴と一致させる。
これで、ノーマルCFW−8AにAO−7が直結で固定できる。
真横から見たらこうなる。
光路長が最短での接続となる。
FRC用の特注リングは、厚みはあるが
ほとんどねじ込まれるので、光路長は1ミリである。