霊能者2

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昨夜の地震は揺れたが別に問題なし。
リモートでドーム内の状況を確認したが、これまた問題なし。
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霊能者を主人公にしたマンガを読んでみた。
今はこの世にいないが、過去に実在した霊能者(除霊師)を
モデルにしたもので、霊能者本人が監修もしている。
霊能者本人がかなり高度というか
修行もきつかったおかげで強力な能力を有している、という触れ込み。
霊能者本人はそんなものでお金儲けは許されてないが、
小さな出版社でこっそりとマンガになる程度は許されるであろうとのこと。

相談者(本人か代理人)が依頼して、霊能者が解決するというマンガだ。
その過程で必要なものは、相談者の生年月日と氏名の情報である。
その情報を書いた書面を見ると、それだけで大体のことがわかるという。

これを読んで、30年以上前の、昔のラジオ番組を思い出した。
某地方のラジオ局で人生相談の番組があり、
司会者のほかに謎のおばちゃん(この人が相談を受ける)がいた。
この番組で相談にあたっては、電話で直接応募する形式であったが、
このおばちゃんは、相談者に相談内容と生年月日と氏名を要求した。
それを伝えるとしばらく考えて、あーだこーだと回答する、という番組だ。

相談というのは、大概は恋愛もので、
この場合、相談者と相手側の二人の情報が必要である。
結論は、良いか悪いかの二択で中途半端なものはなかったような気がする。
他は人生相談で、今後どう生きていけばいいかという感じだったか。

電話で話し合いをしているものをそのままラジオに放送していた。
謎のおばちゃんも相談者の若い女性にセックスはしたの?とか平気で聞くし、
相談者も(人生や未来のことを真剣に考えているのか)正直にはい、と答えている。
今の時代では考えられないが、昔は何でもありのおおらかな時代でもあった。

と、昔のラジオ番組でも、やはり同じようなことをやっていたな、と思いだし、
能力のある霊能者は同じようなことをやるのか、とも思ったし、
相談者の生年月日と氏名が必要なのは共通なようだ。
今思い返すと、ラジオのおばちゃんも本物の霊能者だったのかもしれない。
そういえばおばちゃんの話す内容が、マンガの内容と似たような感じではあった。

ちなみに霊能者も能力の低い高いというランクがあって
下っ端に相談しても解決するどころか却って悪化することもあるという。
とはいえ、能力のランクなんてものは客観的に明示されるわけもなく
霊能者の自称でしかないので判定は困難だ。
まあ、目安として、相談者の生年月日と氏名が必要だとしても
それだけで判断できるはずもなく、やはり難しい。

そんなもの、端から信じる方もおかしいといえばそうだけど、
藁にでもすがる人が存在し、本当に困っている人もいる。
世の中理解しがたい世界もあるものだな、と。

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このページは、ピカチュウが2024年11月27日 08:00に書いたブログ記事です。

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