登山道などで、山を下る場合には万歳しながら走る(歩く)のがよい。
下りは速度が出やすい分、足腰に負担がかかる。
万歳しながらというのは、上下運動の動きを
腕と肩に分散というか吸収させ、足腰の負担を和らげる効果があり、
疲れにくいのだそうだ。
先日、奈良県南部の神社で多少山歩きみたいなことをしたときに、
試しにやってみたが効果の程がよくわからなかった。
腕の上げ方とかに何かコツがいるのかもしれぬ。
江戸時代の絵巻物なので、
火事場から逃げる庶民が万歳しながら走る姿が描かれている。
あの格好が理に適っているというわけだ。
ただし、人前でこれをやるのはかなり恥ずかしいだろうな。
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