いつもお世話になっておりますたのしい天体観測様のサイトで紹介された
BlurXTerminatorを試してみた。
これはDeconvolutionを簡単にかついい感じで行い、素晴らしいとの紹介であった。
使い方には色々制約はあるが、基本的には、
最初のIntegration後に1回だけリニアフェーズでやれ、
モノクロカメラの場合はLのみで、RGBには使うな、とのこと。
PixInsightのDeconvolutionは決まれば素晴らしいが、
PSFをいじったり他のパラメタもいじったりするが、
これがなかなか決まらず難しいもので、未だに攻略できていない。
BlurXTerminatorは、パラメタの数も少なくすぐに効果が出るらしく、
特においらのような長焦点では特に効果があると期待できる。
これはM51のL画像、Integration後で一部を切り取ってある(Previewモード)。
まずは、デフォルトでやってみる。
これは素晴らしい。これはパラメタをいじらずに実行しただけ。
だが、もっと派手にできるのではないかと欲が出てくる。
それで、Deconvolutionでは色々格闘したPSFの値をいじって試してみる。
Deconvolutionではできるだけ小さい星を選択してPSFの値を小さくしていた。
AutomaticPSFのチェックを外してPSFを自分で調整する。
ここの値は大きくするほど効果が強く出るようだ。
この値でやると
これでもやりすぎとは思わない自分に驚く。
PixInsightの最初のページで派手に出てくるM51には及ばないが近づいてはいる。
周辺の淡い部分は若干ざらつくが、ぱっと見はあまり変わらなく見える。
これはL画像を何十枚だったか忘れたがかなりの枚数を撮影したことにより、
強力な画像復元にも耐えらるということかも?
冬は雪で何もできないから、過去の撮影画像を再処理してみよう。
こんばんは。
NINAの件、大変お世話になりましたm(_ _)m
これは凄いですね!
deconvolutionは中々決まらず悩む事が多かったですが、自分でやるよりも画像のポテンシャルを引き出してくれそうです。腕利きのメイクアップアーティストみたい(笑)
これを使う場合の元画像は、シャープさよりもノイズが少ない事が優先される感じでしょうか?
つまりFWHMで選別スタックした画像よりも、多少シーイングの悪い画像を混ぜても枚数の多い方が良さそうですか?
kさん、こんばんは。
ご質問の件は、正直わかりませんが、個人の意見としては、
多少シーイングの悪い画像を混ぜても枚数の多い方が良さそう
だと思います。
ノイズといってもシグマクリップで除去できるなら問題ありません。
ただ本当にノイズになったら、それを銀河の構造として画像復元する恐れはあると思います。
こればかりはやってみないとわかりません。