ウクライナの首都をキエフからキーウに変更する動きがある。
ただし、ムソルグスキーの「展覧会の絵」の最後の曲である、
「キエフの大門」はそのままにして欲しい。
大門は"たいもん"と読む。
「展覧会の絵」の出だしの「プロムナード」は有名なので
誰もが聞いたことのある曲だ。
ところが「キエフの大門」となると知らない人が多数だろうけど、
「何これ珍百景」でチャラチャラの音楽が流れて珍百景の場面になる、
あのチャラチャラの曲が含まれているのが「キエフの大門」だ。
「キエフの大門」の曲の流れは、
「キエフの大門」のメインテーマで始まり、
途中略、
「プロムナード」が少し登場して、
「何これ珍百景」のチャラチャラが流れて、
最後に「キエフの大門」のメインテーマで終わる。
「何これ珍百景」のチャラチャラは、
最後のメインテーマへの前振りなのだ。
40年ほど前、まだ消費税が存在していない時代に
ムソルグスキーの「展覧会の絵」のピアノ楽譜を練習のため買ったことがある。
なぜか今も手元にあり、「キエフの大門」の所を数十年ぶりに開いてみた。
日本語では書いていないが、
上段:ドイツ語?、Kiew
下段:フランス語?、Kiev
どう発音するのかよくわからない。
日本語の解説の部分は当時の読み方で「キエフ」とある。
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