毎日高速を走っていると、覆面パトは見ただけでわかる。
黒いクラウンで、リアガラスは黒いフィルムが貼ってある。
普通のおっさんが乗っている黒いクラウンとはなぜか微妙に雰囲気が違う。
面白いのは、他の車も覆面パトには敏感だ。
奴らも同じく覆面パトは見ただけでわかるのだろう。
先日、覆面パトと知りつつ、覆面パトを追い抜いた。
山岳地帯で80キロ制限なので、あまりスピードは出せずにゆっくり抜いた。
覆面パトの前に出てじわじわと距離を開ける。
後方から急接近する2台の車が現れた。
先頭は黒のレクサス、後方に白のアウディ。
黒のレクサスは、スピードを落とし、おいらの車の前に出る。
白のアウディはそのまま抜き去った。
すると覆面パトが正体を表し、赤くるくるで白のアウディを追いかける。
黒のレクサスは、覆面パトを一瞬で見抜いて助かったわけだ。
白のアウディは見抜けなかったのか。
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