高師直

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こうのもろなお
鎌倉末期から室町幕府初期の頃の武将。

足利尊氏の子分で、尊氏は良家の坊ちゃんで実務はあまりしない。
その代わり軍事面で尊氏の実務を取り仕切ったとされる。

後醍醐天皇は政権を取り戻したくて鎌倉幕府を倒そうとした。
楠木正成や新田義貞を使って鎌倉幕府を倒し、政権を取り戻した(建武の新政)
ところが公家を中心としてしまって、鎌倉幕府と戦った武士には恩賞をあまり与えなかったため武士の不満が爆発。
その武士の中心人物に祭り上げられたのが足利尊氏で、反後醍醐天皇派となる。

尊氏は後醍醐天皇を退けて別の天皇を立てる(北朝)。
後醍醐天皇は南朝側として奈良県へ逃げる。
後醍醐派だった楠木正成や新田義貞は敗れる。
新田義貞は福井県に逃げたが、福井市で討たれ、新田塚という地名が今も残っている。

高師直はかなり活躍したが、あまりにも傍若無人な面と女癖の悪さとかいろいろあって
尊氏の弟・直義と喧嘩をするが尊氏の和睦後、殺されてしまう。

昔の教科書で、尊氏の武者姿の絵が有名だったが、
その後、あれは高師直像ではないかという説が有力となり、
教科書から画像は外されるようになった。

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このページは、ピカチュウが2019年8月21日 08:00に書いたブログ記事です。

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