福井県大野市にある山。
日本百名山の中でも、福井県でただ一つの山である。
標高もそれほど高くはなく、なぜこの山が百名山なのか?と疑問を持つ人も多いらしい。
日本百名山の提唱者、深田久弥は石川県出身だが福井県に縁があり、
百名山選出でも福井県からは荒島岳か能郷白山のどちらか迷って荒島岳を選んだという話だ。
ちなみに能郷白山は二百名山で、福井・岐阜県境に位置する。
山のことは素人で全く分からないが、
荒島岳は百名山の中でもレベルは低いということはわかる。
おそらく順位付けをするとしたら、90番台なのは素人でも想像がつく。
近くの白山や、ちょっと遠いが槍ヶ岳や穂高岳のような超一流の山々とは比べるまでもない。
グーグルマップの書き込みには、
初心者なら日野山や鬼ヶ岳で練習してからかかってこい、みたいな内容の記述があった。
日野山や鬼ヶ岳というのは、地元の数百mクラスの山で、毎日自宅から眺めている山だ。
ということは、これらの山で練習して自身がついたなら、荒島岳に挑戦してもよい、ということか。
レベルが低い故に、日本百名山でもチャレンジしやすいということになる。
但し、地元民だから知っているのだが、
この荒島岳はレベルが低い山の割に遭難者や死者が出ている山なのだ。
山というものは侮ってはいけないということだな。
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