やっちまった(3)

車屋と色々と話し合いをしてみると、おいらはかなりあっさりした人間だそうだ。
車を買うのは大金だし、車そのものにこだわりを持つ人間はかなり多いのだという。

田舎だから車に乗るのは当たり前だけど、
車そのものを社会的なステータスと考える人間も多いし（おいらには理解できない）、
車にものすごく執着する人間も多い（おいらには理解できない）。

例えば、車のグレードや内装、装備品もいいものを選びたい、だがその分値段も上がる。
だから、金額をケチってグレードや装備を落として車を購入したとする。
そうした場合、数年間もずっと上のグレードを選べばよかったという気持ちで乗り続けると
気分が悪くなったりとか、けちの付いた車に乗りたくないとかそういったことで悩む人間が
多いのだという（おいらには理解できない）。