大当たり?のEM200

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20111121.jpg
FSQ106を搭載する赤道儀のEM200Temma2
こいつがなかなかいい仕事をしてくれる。

1.設置
  いつも設置する場所は決まっている。地面にブロックを埋め込んであり、三脚をそこに載せる。
2.極軸
  日付時刻で目盛を合わせ、極望で北極星を2010年のちょい上に合わせる。
3.鏡筒の向き
  いつもパークで終了させる。東向きで水平、いわゆるTE(TelescopeEast)。
  設置もこの向きにする。この状態で赤緯0度、赤経12時/0時の状態に目盛環がセットしてある。
4.PCとの接続
  MaxImDL V5からConnectする直前にモーターをONとしConnect、パークが解除されて恒星時追尾。
5.基準星への導入
  今の時期の夕方だと、東天でハマルかアルデバランを指定してGOTOする。
  この段階では、運が良ければ基準星がCCDチップに載るし、載らない場合もあるがこれで構わない。
  ここで、MaxImDLからAnalyze --> PinPoint AstrometryからPinPointを起動し星図解析を行う。
  速ければ数秒、遅くても3分以内に解析が終了するのでその座標で一度Sync。
  そこから再度、基準星にGOTOすると、CCDのど真ん中に基準星が来る。
  ファインダーやハンドコントローラーは使わない。PCからの操作のみ行う。

  この状態になると、どの天体もほぼCCDの真ん中付近に導入してくれる。

6.追尾精度
  極望で合わせただけだが、極軸が合っているのを実感するのはその追尾精度だ。
  AOガイドを行っているが、短焦点(530mm)のせいもあるが、セルフガイドがほとんど発動しない。
  まれに発動するが一晩で2・3回あるかないか、Ditherガイドで振った場合にまれに起こる程度。

これだけ完璧な動作をしてくれるのだから、大当たりの機材だと思う。

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このページは、ピカチュウが2011年11月21日 20:16に書いたブログ記事です。

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