M51(LRGB+Ha)

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M51、やっとLRGB合成で銀河の作品だ。


M51_202203.jpg

FRC300(F7.8) ZWO ASI6200MMPro L:5分x50枚(2xbin) RGB:各5分x12枚(2xbin) Ha:5分x30枚(2xbin) Filter:Astrodon I-G2(LRGB) & ZWO(Ha)、cropあり、Deconvolution

なんか色合いが好みではないが、ASI6200MMProのLRGB初作品ではある。

10時間かけてもこれだけか、もっと枚数を稼ぎたくなる。
淡い部分をもっと出したいのだ。
それにしても新しいZWOのカメラ、まだまだその性能を引き出せていない。
修行が足りぬ、もっと精進というかたくさん枚数を稼がないと。

画像処理については、今までの知識を総動員して
L画像にはDeconvolutionとか、R画像にHaの星だけ消して比較明合成とか
腕前が小学生レベルとしては、これでも頑張った方なんだけどな。

とはいえ、画像処理は下手だし、苦手なんだわ。
どちらかというと、機材をいじったり撮影している方が好き。
ピント合わせやガイドの安定に執念を燃やすとかは大好きなんだけど。

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コメント(7)

こんにちは

早々にM51の撮影いいですね。
こちらは昨日は大雪で、私の家のあたりは15cmほど積もりました。
3月はいつも、こんな風にドカッと雪が降ることが多いので、特に驚きはしなかったですが、春は遠いです。

このM51の色が嫌な感じになっているのは、背景のRGBのピークがズレているのがまず一つ目の原因ですね。
そこをまず合わせて、更にグレーの下側の裾野をカットさせないことです。
そうすると、潮汐力で漂う背景の淡い部分が出てくるはずです。

ちょっと画像をいじってみると、結構暗い部分までデータが得られているように見えます。ハイライトも飛んでいませんし、素性の良いデータではないかと思います。

グレーの中央値を合わせただけだと、ハイライトとシャドウのRGBの裾野がズレるので、そこを調整すれば色彩の嫌な感じは無くなると思います。

手順はアプリによって異なるのですが、PIだと、

・リニアフィット
・バックグラウンドニュートライゼーション
・DBE
・STF

あたりを使うと、あれこれ考える事無く、アプリが自動でやってくれます。

ナローバンド加算は、PIだとNBRGBというスクリプトが用意されているので、それを使うとアプリが自動で最適バランスで加算してくれます。マスクを作る必要も無いです。

以上やっても尚、おかしなところはあるはずなので、それは個々につぶすだけです。(つぶしてから合成するのが、PIの本来の基本姿勢ではありますが、フォトショップに行く方が、てっとり早いとは言えますね。)

カラーバランスは、ストレッチを充てる前にリニアなデータで、やっておくのが良いです。そうすると、RGBの個々の階調がフルに生かせます。

ストレッチは、PIだとマスクトストレッチという機能があるので、ハイライトを残しながらシャドウを自然に引き上げる設定も使えます。マスクはアプリが最適に設定して自動でやってくれます。

PIは、基本的に全て自動で、誰がやっても同じ結果が得られバラつかないようにするのがポリシーだといいますね。

ああ、また名前入れ忘れました。(笑
私も早く、撮影したい!

n2068ddさん、こんにちは。
こちらでも3月や4月に雪が降ることはあります。
もう雪は懲り懲りですけど。

それにしても画像処理の裏側まですっかりばれていますね。
これはフラットが決まらないせいでまた苦労しているんです。ゴミ袋スカイフラットを1晩かけて撮影したのが全然ダメでして、夕暮れに0.1秒とか1秒とかで冗談で撮影したフラットがまだましだったんですけど、これでも背景が荒れていまして、難儀しています。
フラットをどうするか、悩みの種なんです。
液晶モニターを持ち込んで撮影しようかと思っていますが、どうなるか?ですね。

そうなんですね。
それで背景を暗くして目立たなくしていた...(笑

画角が大きくなると、フラットがめっちゃシビアになりますよね。フォーサーズと比べると全然。
私の場合、ナローバンドなのにそうなってしまうので、閉口しました。
よほど光害が酷いのでしょうね。

私の今年のテーマは、光害フィルター探しとストレーライト処理、そのうえで、改めてスカイフラット再取得です。

n2068ddさん、こんばんは。

やはりフラットが一番の問題です。ナローバンドでも必要です。
フラットがなくても画像処理ができないだけで、撮影自体はどんどん進めていけるのであまり落胆はしていません。

今から思えば、前のSTL11000Mで奇跡的に決まったフラットを大事にしてSTL11000Mのままでもよかったのではないかとも思ってます、もう戻れませんけど。

ちょっと邪な考えですけど、STL11000Mのフラットを画素数を揃えて流用ができないかとも思っています。
fit形式に変換できればいいので、ステライメージとかでできないか?と考えているところです。

>画素数を揃えて流用

バイアス引いて原点を揃え、
ビット数と画素数を揃えて、アップコンバート?

ここまでは、
なんとなく出来そうな感じもありますね。

でも、
フィルターとセンサーの距離が大きく異なったり
接続リングの径が異なると、
ビネットも異なるので、そこで合わないかも?

n2068ddさん、こんばんは。
単なる思い付きでして、実際にやってみないとわかりません。ダメ元でトライしてみますが、期待はしてません。

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このブログ記事について

このページは、ピカチュウが2022年3月16日 08:00に書いたブログ記事です。

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