ディザーガイドで悩む

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撮影をMaxImDL、ガイドをPHD2でやると、
おそらくディザーガイドはできない。
アステリズム様によるとできそうではある。

撮影とガイドをMaxImDLでやると、ディザーガイドはもちろん可能だ。
PHD2にこだわりはないので、
使い慣れたMaxImDLでガイドもするのが一番リスクは少ない。

ASIのカメラを使っている人はどうしているのだろうと思って
調べてみると、APT(AstroPhotometryTool)かNINAのようだ。
PHD2がAPTやNINAと連携してディザーガイドができるみたいだ。

慣れ親しんだMaxImDLでやるか、APTやNINAの新境地を開拓するか、悩む。
MaxImDLは保険の意味で温存し、新境地で試すのも面白そうだ。

APTはデモ版でもかなり使えるみたいなので、APTを攻略してみるか。
APTには、N枚撮影したらリフォーカスとか、N分毎にリフォーカスができる。
(これはNINAでも可能なようだ)
気温変動でも、N度変化したらリフォーカスもできるが、
気温は経験上あまりあてにはならない。
(気温が変化しなくてもピントは変動するし、実際の瞬間的な気温は激しく上下する)

1時間毎に(構図を変えずに)リフォーカスできるならその方がよほど良い。
気温とピント位置の変動については情報は蓄積してあるが、
そんなものに頼らずに自動化できるなら、それに越したことはない。

ASIのカメラとフォーカサーを使っている人はピントはどうしているのか
不思議だったのだが、こんな便利な機能をうまく使っていたのだな。
世の中はどんどん進化して便利になっていくものだなと実感した。
10年のブランクで時代は変わっていたのか。

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コメント(6)

こんにちは。
おお!!
6200MM購入、おめでとうございます。
このカメラは本当にイージーでよく写りますよ^^
オフアキがマイナーチェンジしていたんですね。
プリズムが随分と大きくなっている様に見えるので、効果の程が気になります。
大先輩の経験値豊かな作品を、これからも楽しみにしています!

こんにちは。
今や、天体写真初心者でもオートフォーカスする時代ですから、マニュアルフォーカスは、もう時代遅れですよ。(笑 フィルターの厚みが違っても、温度が違っても、子午線反転して鏡の位置がズレても、好きなだけ自動でオートフォーカスが出来る時代です。昔は、完全自動のオートフォーカスの出来るアプリは少なかったですが、NINA登場以来あっという間に普及してしまいましたね。私は、Sequence Generatorというアプリを使ってますが、メインが蛍石屈折望遠鏡で、ピント移動が甚大なのでやむなくです。後発組のキャプチャーソフトで評判が良いのは、Voyager というアプリ。https://software.starkeeper.it/
これは、マキシムDLやスカイXの機能を使う事も出来ます。PHDはほとんどのアプリで使えますが、使いこなしが非常に難しいので、ガイドはマキシムを使う方をお勧めします。PHDは、発振したり、位相反転しやすいんです。プリミティブな制御のほうが安定していると思います。
APTは、それらのアプリに比べると機能が足りなかったり、ドライバーが提供されていなかったりで、そんなにユーザーは多くないと思います。何故か日本だとユーザーは多いですが、海外ではNINAとSequence Generatorが主流のように見えます。

SBIGの古い機種のネイティブドライバーは、NINAには無かったのですが、最近になってようやく提供されました。本家のソフトウェアビスクでは、最新のアプリに古いSBIGの機種のドライバーを提供する意思が全く無い、ということで、アマチュアの方が何名か作ってくれました。これで8300系が生き返ったと聞いています。NINAにはそれが搭載されています。たぶん純正AOにも対応してくれるはずです。APTにも確かネイティブなSBIGドライバーは無いはず。SGPには提供されています。私も一頃使っていました。Voyagerは、たぶんネイティブのSBIGには対応していないと思います。

ZWOのカメラに対しては、ネイティブで対応しているのは、NINAとVoyagerだけかもしれません。APTは私は分からないです。ただそのネイティブのドライバーも完全ではないらしく、SGPでは「様子見」をしています。アスコムドライバーだとゲイン100がマックスです。Voyagerは、ネイティブ対応です。QHYは数年前まではドライバーの安定性が悪く不評でしたが、最近は聞かなくなったので解決したのかもしれません。アスコムドライバーは、どのアプリでも対応してますが、さきほどの制限が付きます。フランスのIRISの作者は、彼のスペクトル解析では、「ゲイン200オフセット60が最適だ」とのことです。

このあたりの機種対応の状況はいろいろありますが、その中ではNINAが一番レスポンスが速いと思います。開発スタッフの頭数が全然違うので。

タカsiさん、こんばんは。
ASI6200MMProです。
まだ実戦配備はできていません。
今日も雪が降ってます。
春には稼働させたいです。
今からワクワクしています。

n2068ddさん、こんばんは。
何せ10年前の状態で止まっていましたので、
フォーカサーがあってもFocusMaxでマニュアルで合わせていました。
FocusMaxでもオートフォーカスできるのですが、信頼性が低くてVカーブで割り出した位置に手動で移動させているというやり方でした。

これを何とかしたいと思い、APTをやり始めたのですけど、NINAのほうがよかったんですかね?
APTでもASIカメラのドライバーもあり、撮影時にゲインとオフセットを指定するようなのです。
APTはMaxImDLよりも機能が豊富でなかなかよさそうだと思っているんですよ。

 そうですね。APTも機能が盛りだくさんなので、不足は無いと思います。
 オートフォーカスは、基本的にどのソフトもやることは一緒なので、後は好みと機器の対応度合が決め手でしょうか。

オートガイドは、MetaguideがPHDよりも精度が高いと評判が良いのですが、結構機材要求度が高い印象です。メリディアンフリップを自動でさせようとすると、モタライズド・フィールドローテーターが要るとか。ソフトは無料で、アルゴリズムは、PHDとは全く異なるものですね。どのアプリもメタガイドには対応しているので、もし興味があったらお勧めします。

 私は、PHDのアルゴリズムは、「Zフィルター」というアルゴリズムを使っていますが、当たれば凄く精度が良いですが、外れたら発振か位相反転しますね。

 CMOSにはディザーは必須なので、私は毎フレームごとに位置移動させてますが、ピクセルの位置合わせするまでの移動時間が勿体ないと思わないでもないです。ピクセル単位で位置合わせしているので、けっこう時間がとられます。多少ノイジーでもいいやと思うときは、3フレーム毎とかに減らしています。

n2068ddさん、有益な情報ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

私の場合、子午線反転はしないので、子午線越えでもそのまま撮影続行するやり方です。
どこで打ち切るかというのはありますが、そこは寝ないで撮影しますんで、こればかりは手動でアナログ的ですが仕方がありません。

ディザーガイドのためにどれだけ時間がかかるかは、やってみないとわかりませんけど30秒程度は見ておきます。
この点だけはAOだとすぐに終わります。

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このブログ記事について

このページは、ピカチュウが2022年1月17日 08:00に書いたブログ記事です。

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