静岡の不思議(7)

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静岡県民は徳川家康が大好きだ。
静岡駅前には、家康の銅像(甲冑姿)があり、
さらに幼少期の竹千代像まである。
駿府城には、これまた家康の銅像があり左手に鷹を乗せている。

駿府城は、今川義元に人質として幼少期を過ごした場所でもあるし、
晩年も駿府城に居城した。
家康の死後、久能山に1年葬った後で日光に葬り直すが、
久能山に未だに亡骸があると静岡県民は信じている。

駿府城は静岡市というか、静岡県の中部にある。
静岡県西部の浜松市も黙ってはいない。
家康は浜松城にもいたのだ。
三方ヶ原の合戦で武田信玄にこっぴどくやられていたころだ。

ところが、県外、愛知県岡崎市も黙ってはいない。
家康が生まれた場所だからだ。

こうして家康をめぐる県内、県外の戦いがあるという。

ところで、山梨県人は武田信玄を郷土の偉人として敬っており、
家康のことは感心がないどころか、
三方ヶ原ではコテンパンに叩きのめしたし、
家康を格下扱いしている。

江戸幕府を開いた肝心の東京では、そもそも家康に関心はない。
少なくとも栃木県や茨城県民のほうが家康の関心は高いだろう。

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このページは、ピカチュウが2020年9月15日 08:00に書いたブログ記事です。

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