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2006年2月28日
 ■ 欠陥カラム

M51_3.jpg
ST-2000XCMには欠陥カラムがある(緑色の矢印の3箇所)。
ホット・クールピクセル除去でも削除できないのは、カラーCCD特有の現象かもしれない。
背景に埋もれるものはどうでもいいが、星雲や銀河の腕にかかってくると見苦しい。
これはフォトショップのスタンプツールで1つづつつぶしていかないといけない。

この画像は、セルフガイド補正しながらのAO−7ガイドのため、
コンポジットのどの画像も同じ構図で同じ位置に撮像している。
utoさんはこれを嫌ってピクセルをずらしながら撮像するというが、
CCDSOFTの放置プレイではそうもいかないしね。

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2006年2月27日
 ■ M51,いい感じ

M51_2.jpg
FRC300RD(F5.9) ST-2000XCM(-30℃)+AO-7 20mX10枚

M51を20分×10枚の処理画像。
ステラ5にて
ダーク・フラット
ホット&クールピクセル除去
カラー化してからコンポジット
DDP
マルチバンドシャープ
でさくっと処理したのがこの画像。

やはり20分露出でやったのがいいみたい。
M51の小さいほう(かたつむりの頭)の周辺に広がる淡いガスもいい感じ。
これなら自信をもって応募できる気がする。

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2006年2月26日
 ■ NGC2359

NGC2359_2.jpg
FRC300RD(F5.9) ST2000XCM+AO-7 20分X6枚

昨日の夜、まだ早い時間に撮ったヘルメット。
光害のある自宅で、南の低空、淡い対象と難易度の高いものを
あえて狙ったが、やはりきつい。

ステラ5でいきなりカラー化してコンポジットしたが、これが結構楽なのである。
FSQの撮像画像はものすごくステラ5と相性が悪いのだが、
FRCではまあまあカラー画像になる。屈折と反射の違いか?

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2006年2月25日
 ■ M51

M51_1.jpg
薄雲攻撃もじっと耐えて何とかM51を4枚撮像。
ちょいと処理してみた。
本格的にではなく、軽めの処理。
カラー合成は、LRGBに分解せずに、ステラ5でのカラー化。

まあまあいい感じ。
これに気をよくして、もうあと4枚いくか。
他の天体もと思ったけれども、今日はM51だけにすっかな。

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 ■ やっと晴れてくれたが

060224.jpg
主鏡を洗浄してきれいになった主砲を出してバリバリ行くぜ、と思って準備をしたが、
薄雲の通過に悩まされて、うまく撮像できない。 orz

もっとすきっと晴れてくれんかのう。

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2006年2月22日
 ■ 花粉症か?

カゼをひいたわけでもなく、体調はすこぶるよいのだが、くしゃみと鼻水が止まらない。
昨年までは何ともなかったのだが、今年はとうとうやられたかも?
最近忙しくて遅くまで仕事しているからか?

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2006年2月19日
 ■ 今月の応募

2gatu.jpg
今月の応募作品。
最近忙しくてなかなか作品化に時間がかけられない。
もっとじっくり煮詰めてからと思っているがそうもいかない。
撮像直後に仕上げた作品を色合いを補正しながらプリントするのがやっと。

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2006年2月14日
 ■ チョコは嫌いなんだよ

choko.jpg
何でバレンタインデーなるつまらない風習があるのか?
こんな日はなくしてしまえ!

実はチョコは嫌いなんですわ。
子供の頃は喜んで食べてたが、二十歳を過ぎると食べなくなった。

この前の土日、カニ宴会で楽しんでいた頃、娘がせっせと手作りチョコを作ってた。
今日の朝、無理やり渡されてもらったけれども、正直言って食いたくない。
どうしたものか?

チョコの下にあるデルのノートPCは最近届いたのだが、箱から出しただけ。

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2006年2月13日
 ■ 雪の金沢

ken6.jpg
カニ宴会の後、北陸以外のお客様に兼六園と金沢城・石川門をご案内。
たまたま雪も降っていて、ちょうどいい雪景色でいい感じ。

裏話−その1.
鹿児島では、スイカご飯なるものがあるそうな。
ご飯の上に、スプーンでくりぬいたスイカを載せて食べる。
本州の人は、スイカをおかずにするような、そんな食い方は信じられないという反応を示す。
(もちろん、この私もそんなものは食ったことがない)

裏話−その2.
その1との関連か、人によっては好き嫌いがいろいろある。
きのこが嫌い、トマトが嫌い、○○がきらい、△△がきらい、、、

60cm.jpg
これはおまけで、石川県柳田村の満点星のドームには、60センチの望遠鏡がある。
その上に載っているのは、タカハシのFC150という屈折15センチでやけに小さく見える。
この60センチは途方もなくでかい、でかすぎる。
自分の持っている30cmがおもちゃに見えて悲しくなったよ、、、orz

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2006年2月12日
 ■ 第2回、カニと天文の集い

という会に参加してきた。
まあ、冬の天候の悪い北陸では、撮影はできないからカニでも食おうというわけで、
鹿児島や関東からも参加者があり、石川県の羽咋で開催された。

kani4.jpg
輪島港で獲れたというズワイガニ
kani5.jpg
カニ鍋、あとで卵を入れてかに雑炊
kani6.jpg
カニの刺身、とろーり蕩ける感じが最高
kani3.jpg
カニの刺身は、しょうが醤油でたまらん。
kani7.jpg
カニ味噌を焼く。
kani9.jpg
カニの天ぷら。

カニのフルコース、ごっつあんでした、

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2006年2月 9日
 ■ FRC300購入よもやま話−その2

注文してから約5ヵ月後、やっと納品された。
ヤマト運輸のあんちゃんから電話があり、
「今から大きい荷物持って行ってよろしいですか?」
「はい、お待ちしております。」

台車にでかい段ボールを載せてえっちら運んできた。
玄関まで運んではくれたが、そこから先は自分で運ばないといけない。
重いので引きずって仏壇の前に運んで記念写真を撮る。
この写真画像は後に反響を呼び、仏壇の前で棺桶だーと騒がれる。

室内でNJPを組み立て、鏡筒を載せる。
重い、重すぎる。
重量が約30kgだというのは知ってはいたが、実際に持ち上げてみると重い。
NJP本体が約23だったか25kgなので、それよりも少し重いだけだろうと単純に思っていたが
それが間違いだとやってみてわかった。

それでも何回も運んでいると重さにも慣れてくるもので案外何とかなるものだな。

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2006年2月 8日
 ■ FRC300購入よもやま話

今から3年前、確か2003年(厄年)のことになるが、
突然、腰痛になって身動きがとれなくなって入院したことがある。
本当に動けなくなって救急車を呼んで病院へ搬送してもらった。
このときに、このまま不自由な身体ではもう天文人生は終わったと思った。
もしよくなって身動きがとれる様になったら、いつ死んでもいいように
思いっきり高価な望遠鏡を買って思い残すことのないような人生にしてやろうと思ったのが始まりである。

ちょうどその頃は、天文ガイドに編集部取り扱い商品として、
・非常に高価ではあるがマニアのために
・高橋製作所に頼み込んで特別に取り扱う
というような感じの内容で毎月必ずFRC300が掲載されていた。
しかるべき時期が来たら、人生最後の望遠鏡として勝負に出ようかと思った。

2004年になって厄年も終わり、いよいよ本格的に検討を始めて、候補を絞った。
1.当初の予定通りに国産FRC300
2.アメリカ、RCOS社のRC
3.ロシアの250RCか360RC

まず、3.のロシア鏡筒は早々に候補から外れた。
理由は、250では口径が小さい。人生最後の勝負だから最低でも30センチは欲しい。
かといって360RCは重すぎて、NJPにはどうあがいても搭載不可能。
(今から思うと、重量や取り扱いの面で250RCが手頃でいいと思っている)

というわけで、国産か米国産かで大いに悩んだ。
米国製は、30センチでも重量は軽くNJPにも十分搭載可能であり、バックフォーカスも長くて
AO−7も余裕でピントが出るだろうが、CCD専用で銀塩の中判撮影は無理だろう。
国産は、NJPに載るかどうかが不安、AO−7もピントが苦しいかもしれない。

どっちもどっちで悩み眠れぬ夜が続いたが、ちょうどその頃
1.天文ガイドに、山形の新星ハンター・板垣さんの機材でNJPにFRC搭載の写真が掲載。
2.高橋製作所に頼めばバックフォーカスを長くしてくれるらしいという噂(これはガセネタだったが)。
これが決め手になり、高橋製作所でいこうと決着がついた。

そうと決まれば、早速天文ガイド編集部に電話して
1.注文をしたい
2.幅鏡の位置を5ミリ後ろに下げてくれ
と注文をつけたのだが、
1.簡単な資料は送ります(すぐ来た)。注文書は高橋製作所から来るのではないか(実は来なかった)。
2.メーカーではそのようなこと(幅鏡位置変更)はやっていない(これは本当だった)。
という回答しかなく、窓口の役目を果たしてくれない。

結局、注文書を書いて(というかプリンター出力)高橋製作所に送って正式注文となった。
部品が全くなくて全部1から作る、納期は最短でも4ヶ月は見てくれということと、
幅鏡の位置をずらすと本来の性能が出ないので改造は引き受けられないこと、
の連絡は受けた。

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2006年2月 7日
 ■ M42,天ガ入選

M42
入選するとしたら2月号だと思ってたけど
2月には掲載されなかったので、落選だとばかり思っていた。
まあ、こういうこともあるのだろう。

入選した内容としては、評のコメントにもあるようにカラーの冷却CCDを
使ったことがポイントなんだろうと思う。
特にフォトコンではモノクロCCDでフィルターによるカラー合成が主流であり、
ベテランさんは、カラーCCDは使わない人が多いからだろうと思う。

評では、モノクロCCDほどの”底力”はないが温度制御のできないデジカメよりは
有利であろう、ということであった。
画素数も違うために一概にデジカメが悪いとは思えないが、夏場なんかは
気温が高いためにデジカメよりは有利かもしれない。
昨年夏、山奥でも気温20度以上あり、D70でダークが合わずに苦しんだ記憶がある。

カラーの冷却CCDを使っている理由というのは、バックフォーカスの短い光学系
(FRC300のレデューサ仕様)では、
1.フィルターを入れられないこと
2.ガイド鏡の同架も無理なためにセルフガイドチップが必要
3.長焦点なのでAO−7を使いたい
これらの条件を満たすためには、ST-2000XCMしか選択肢がないことによる。

今から思うと、RCOSの鏡筒を購入していれば、ST-2000XCMは
買わなかった可能性が高い。
(RCOS鏡筒はバックフォーカスがかなり長いのだ)

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2006年2月 6日
 ■ 主砲はまだ冬眠中

frc_fsq.jpg
この寒い中、遠征に持っていくのはFSQ106。
主砲の出番はまだない。

スターフォーレスト御園へ行くには距離が遠いのもあるが、
重量級の機材は、たとえ持っていったとしても、
借りるスライドルーフの屋根が低すぎて気軽に屋根を閉められない。
(スライドルーフを借りるのではなく、中にある機材を借りるとおまけでスライドルーフも借りれる、
スライドルーフだけを借りることはできない)

この時期、FSQの530ミリで狙っておいしいものは少ない。
2000ミリ級だと、うじゃうじゃ狙うものがいっぱいあるのだが、
なかなかうまく思い通りにはいかないのね。

主砲が活躍するのは、早くて3月か、あともう少し。

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2006年2月 5日
 ■ M78(再処理)

M78_3.jpg
M78 FSQ106+ST2000XCM(+AO-7) 20minX6枚

M78を再処理してみたが、前回よりはましになったと思うが、
どうしてもきれいな絵にならない。
カラーCCDの限界か。
どうも、このような淡い星雲は苦手のようだ。

最近、カラー処理の方法を変えた。
基本的にCCDOPSでL,R,G,Bに分解してからカラー合成をかけるが、
L画像だけは、別の方法をとる。
ステライメージ5で、ベイヤー変換を行うのだが、カラーとモノクロが選択できる。
ここでモノクロ変換かけてL画像とすると、背景の荒れがかなりよくなる。
残りのカラー画像は、思い切ってトーンカーブで下を落とし、それから明るくする。
カラー画像は色さえあればそれでよい。

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2006年2月 4日
 ■ M101(再処理)

M101_3.jpg
M101(原寸) FSQ106+ST2000XCM(+AO-7) 20minX8枚

M101を処理しなおししてみた。
背景の荒れはニートイメージでちょろまかしたが、
偽色が出るのか、緑や赤や青の星がでるんだけど、
レタッチしてつぶさないとだめなのかな、
それとも色合いというか彩度を落として目立たなくするか、orz

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2006年2月 3日
 ■ NGC5078 & NGC5101

NGC5078.jpg
NGC5101(左) NGC5078(右)
FSQ106 + ST2000XCM(+AO-7) 20minX6枚

ウミヘビ座、といってもスピカの南でスピカとω星団との中間くらい。
かなりの南天の低空で、背景もカブリが出ている。

小さい銀河を短焦点で狙ってもよくわかんない。
しかしこの季節、他に狙えるような大きなものはないしね、orz

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2006年2月 2日
 ■ しし座のトリオ銀河

trio.jpg
M65,M66,NGC3628
FSQ106+ST2000XCM(+AO-7) 20minX6枚

しし座のトリオ銀河
実はこれ、ピントを外ししてしまった。
ロボフォーカスでオートフォカスさせたまま撮像に入ったのだが
ロボフォーカスを過信したのがいけなかった。

色合いが地味なのはどうしようもない。
でも、FSQでの解像感はなかなかだと思っている。

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2006年2月 1日
 ■ M78

M78_2006.jpg
M78 FSQ106+ST-2000XCM(+AO-7) 20minX6枚

御園で撮像したM78
カラーCCDだとどうしても色合いがのっぺりするが
こんなものなのかな?

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