2012年6月アーカイブ

USBシリアル変換

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天文機材に欠かせない存在として、USB-シリアル変換機がある。
最近のPCは、COMポートはなくWindowsも64bit化が進んできた。

Windows7 64版でもドライバがあり動作するUSB-シリアル変換機は探せばあると思うが
秋月の安物のものを使っている。下の画像の右から2番目のものだ。
ドライバはチップメーカーのProlificが提供するドライバで、今現在は V1.61となっている。
秋月のものは、昔まとめて4個買ったが人に譲ってばかりでとうとう手持ちは1個になってしまった。

今手元にあるのは、IO-DATAやELECOMのものもあるが、WindowsXPまでのドライバしかない。
こいつらを使えないかなと思ったら
http://wiki.tomocha.net/Windows_Vista_USB-RS232C.html のページがヒットした。
一応ハード的ソフト的に手を加える必要があるが、ごにょごにょしてWindows7 64bit版で動作した。

USB-S.jpg

IO-DATAのUSB-RSAQ2は、IC3の5番をパターンカット、ドライバはProlific純正ドライバで。
ELECOMのUC-SGTは、書き換えツールを使ってVIDとPIDをProlificに合わせて書き換えする。
ドライバはProlific純正ドライバを使う。
これで手持ちの古いUSB-シリアル変換機を復活させて使うことができる。

ただし、Windows7までで、Windows8には使えない。
Prolificの最新ドライバの内容に記載されてもいるが、Prolificの特定チップはWindows8では使えないと書いてあるし、ドライバに同梱されているチップ判定ツールではどれもがWindows8では使えないチップであった。
とはいえ、Windows8はあまりのひどい出来なので使うつもりはないし、マイクロソフトもこんなものを出すとは正気の沙汰とは思えない。Windows8は失敗するだろうと思う。

動画-金星日面通過

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動画にしてみました。

最初から最後まで、動いていく様子がよくわかります。
時々雲が通過しましたが、そのまま編集してあります。
基本的には30秒毎に1ショットで合計950枚分の編集です。
(接触近辺はもっと枚数が多い)

金星の日面通過

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venus120606.jpg

FS102(F8) Nikon D50改 2012年6月6日 07:10-13:30 20分毎の比較暗合成(6.7訂正版)

今朝まで天候が読めず、ダメ元でドーム脇で準備。
まあ何とか晴れてくれたが流れ曇が時折通過したものの、何とか全行程を撮影。
とりあえず、単純に合成してみたけれど、太陽の黒点も自転しているので流れているように見える。
撮影してみると、金星が丸くならずに変な形をするが、シーイングはあまり良くなかったと思う。

第1~第2接触とか第3~第4接触は枚数もたくさん撮ったので、動画にしてみるか。

12.06.07 補足:画像を差し替えしました。

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