天文機材に欠かせない存在として、USB-シリアル変換機がある。
最近のPCは、COMポートはなくWindowsも64bit化が進んできた。
Windows7 64版でもドライバがあり動作するUSB-シリアル変換機は探せばあると思うが
秋月の安物のものを使っている。下の画像の右から2番目のものだ。
ドライバはチップメーカーのProlificが提供するドライバで、今現在は V1.61となっている。
秋月のものは、昔まとめて4個買ったが人に譲ってばかりでとうとう手持ちは1個になってしまった。
今手元にあるのは、IO-DATAやELECOMのものもあるが、WindowsXPまでのドライバしかない。
こいつらを使えないかなと思ったら
http://wiki.tomocha.net/Windows_Vista_USB-RS232C.html のページがヒットした。
一応ハード的ソフト的に手を加える必要があるが、ごにょごにょしてWindows7 64bit版で動作した。
IO-DATAのUSB-RSAQ2は、IC3の5番をパターンカット、ドライバはProlific純正ドライバで。
ELECOMのUC-SGTは、書き換えツールを使ってVIDとPIDをProlificに合わせて書き換えする。
ドライバはProlific純正ドライバを使う。
これで手持ちの古いUSB-シリアル変換機を復活させて使うことができる。
ただし、Windows7までで、Windows8には使えない。
Prolificの最新ドライバの内容に記載されてもいるが、Prolificの特定チップはWindows8では使えないと書いてあるし、ドライバに同梱されているチップ判定ツールではどれもがWindows8では使えないチップであった。
とはいえ、Windows8はあまりのひどい出来なので使うつもりはないし、マイクロソフトもこんなものを出すとは正気の沙汰とは思えない。Windows8は失敗するだろうと思う。