2012年2月アーカイブ
FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x16 R:5x6 G:5x6 B:5x8(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2009年
3年前の画像を引っ張り出してきて再処理。
これも色ムラや背景ムラに悩まされた。
南のやや低空は条件が悪いことが多いのと季節がら黄砂の影響もあったと思う。
それに、これは散光星雲であるがために、銀河とは全然違う。
銀河と同じ処理をしてもダメなのだ。
この画像はあまり処理をせずに、ほぼそのままLRGB合成をかけている。
青がやや弱いか、もっと青を強調すればよかったかも?
小さい銀河ばかりやっているとM20って結構大きいのだと改めて思った。
FRC300(F7.8) STL6303E+AO-8 L:10x12 R:5x4 G:5x6 B:5x8(RGB:2xbin) SBIG Filter
撮影は2009年
構図としては、右が北となる。
NGC4725 が中央やや上の大きいもので、その下(西)には小ぶりのNGC4712、
さらに右下にはPGC86434という小さな系外銀河が写っている。
(流石にここまで小さいとNGCナンバーではなくなっている)
ギンギン路線でやってきて、これもギンギンに処理したつもりがおとなしい感じになってしまった。
でもNGC4712の渦模様が出ているのでギンギンにはなっているはずなのだが?
この画像は昔処理はしたけれどもうまくいかずに放置していたものを処理し直ししたもの。
うまくいかなかったのは、背景のムラが多くてフラットにならなかったから。
普通に処理すると背景がカラフルすぎて処理できない。おそらく都会の空で撮影したらこんな感じなんだろう。
原因はよくわからないが、時期的に黄砂かな?と、背景が白くて良くない空だったのかもしれない。
フラット補正かけてもフラットにならない。
MaxImDLのFlattenBackgroudを使っても背景がぼこぼこ波打つ。
CCDStackのFlattenBackgroudの変な挙動を裏技的に使って背景のレベルを相対的に落とすというトリッキーな技で抑え込んでやっと処理した。それでも背景ムラが取り切れずに背景を黒く落としてごまかしている。
変な技を駆使して3年前の放置した画像を発掘したが、骨が折れたよ、orz