M57、STL6303E

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M57_6303E.jpg
FRC300(F7.8) SBIG STL6303E+AO8
Ha:10分x48枚 Filter:Astoronomik 、
L:10分x12枚 R:10分x12枚(2xbin) G:10分x8枚(2xbin) B:10分x8枚(2xbin) Filter:SBIG

これは10年前の撮影画像(記録では2010/05~2010/07, 2012/04~2012/05)
フィルターはSBIGなのに、緑ではなく青に偏っているのが謎だ。
赤感度に特化したKAF-Eチップの画像で赤が美しい。

この6303Eチップは背景画像がすごくなめらかで、
KAI11000MチップやASI6200MMのざらざら画像に比べると天国みたいだ。
6303Eチップは素晴らしい。

だけど、6303Eは青が絶望的に感度が悪いのが欠点だ。
AOガイドがフィルター通した光でガイドするので
これまた青の感度が悪いTC237AチップでAOガイドするので
B画像のガイドがつらいんだわ。
これに懲りていたので、昨年再開時にはSTL11000MからASI6200MMにしたのだが、
今度は背景画像の汚さに泣いている。

昔は6303Eばかり使っていて気が付かなかったが、
赤の感度がいいと銀河の描写もすごくいいのだ。
あちら立てばこちら立たずではあるが。

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コメント(4)

こんにちは。

ずいぶん違いますね。
全然滑らかで背景もクリアーで。

この2台のカメラがあれば、
ASI6200の青データと6303の赤データの良いとこ取りという手も使えますね。星のPSFの違いに苦労するかもしれませんが。

私も6303は探していたのですが、
スタートするのが遅かったので、すでに市場から消えてました。
中古市場でもめったに出てこないんです。
希少なセンサーだと思います。

ここ数日気流が悪くて、撮影できません。
なんで出来ないかというと、
ガイドソフトがPSFがあまりにも頻繁に変化するで、スターロストになってガイドをあきらめてしまうからです。
ビニングして露出2.5秒としてもです。
やはり焦点距離3175mmのOAGガイドには無理があるかもしれません。
その代わり、昨晩は赤道儀に実装した状態で、光軸調整をしていました。
何度も脱着を繰り返したので、ネジが緩んでいたようです。
眼視で400倍で見ても楕円には見えないのに、CCDで見ると楕円になってしまうんです。
マクストフは、セルの留めネジを1/4回ししただけで、変わってしまうくらい光軸にデリケートだと知りました。

n2068ddさん、こんにちは。

改めてSTL6303Eの良さを再発見しました。
ASI6200MM並みの青感度があればよかったのですが。

焦点距離3175mmのOAGガイドはやったことはないですけど気流が安定していないと苦しいのかもしれません。
私の場合は露出3秒でガイドしていて安定してガイドはできておりますが、薄雲かかかるとすぐにガイド不能になります。
光軸調整頑張ってください。

6303はいいセンサーですよね。画素ピッチが9μと豊富なので、光がエアリーディスクも含めてキッチリ1画素に収まるので、微弱光に滅法強くなります。
逆にいえば、今の、3.75μ□でも、F2.8以下とかRASAとかで使うと、フォトンがきちんと集光してS/Nが高い1枚画像が獲られるのかも?しれません???

うちはIMX571ですが、でも裏面照射になったので、まだいいですよ。ASI1600MM-Coolだと、ST8300Mよりはいいんだけど、、という感じで、手応えがさらに薄いです、、(泣)

あとFRC300だと、ソフトビニングしてもいいかもです。結構劇的なS/N改善が見込めるのではないかな・・
CMOSはデジタルビニングしかできないので、撮像時に2×2で撮るのはストレージコストの節約以外は意味がありません。
昔の計算なのですが、ビニングして、ビニングダーク引くくらいなら、1×1で撮影して、ダーク減算後、ソフトビニングする方が、S/Nが高いです(CCDだと、ちと劣る・・)
ダーク引かずに処理するなら、どちらでもおk。あ、ゼロアンプグローのCMOSなら、ですよ。

UTOさん、おはようございます。
今は最初から覚悟のうえでビニングしていますが、もったいない使い方だとは思ってます。
もう少し落ち着いたらビニングの封印を解く時期が来ると思いますよ。

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このページは、ピカチュウが2022年5月17日 08:00に書いたブログ記事です。

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