静岡の不思議(6)

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静岡県民の心のルーツは
1.富士山、2.徳川家康、3.お茶
であるといわれている。

富士山は日本一の山だからということもあるが、
毎日見ている富士山には思い入れがあるのだろう。
それゆえ、山梨県民とは仲が悪い。
富士山をめぐって衝突する。

静岡県民は、静岡側から見る富士山が最高だと考えている。
富士山の南東部に宝永山があり、ちょうど富士山の右側に
宝永山がチョコンと盛り上がっているのが最高らしい。

逆に山梨県民は、宝永山がない、左右均等なシルエットと
麓に湖のある景色が一番だという。
この景色は昔のお札にもデザインされている。

特に山頂がどちらかなのかが大きな問題とされているが、
結論としてはどちらのものでもないということになっている。

実はその昔、富士宮市にある浅間大社が富士山山頂を所有していた。
明治政府は国のものとしたが、裁判により2004年に浅間大社に返還された。
静岡県民としては、これぞ富士山は静岡という根拠だと思うだろう。

別の話だが、富士山山頂の気象観測所は山梨県側にあり
初冠雪の判断は山梨県が発表する。
静岡県はこれには手を出せない。

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このページは、ピカチュウが2020年9月14日 08:00に書いたブログ記事です。

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