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2008年9月18日

 ■ 悩ましいピント移動

8月、9月上旬と回数は少ないが撮影してきた。
悩ましいのはこの時期だからか?ピントの移動である。

8月は、夕方:気温30度→夜半過ぎ:気温20度程度
9月は、夕方:気温24度→夜半過ぎ:気温14度程度
と、約6時間で10度もの気温が変動する。

PDFのポジションでは、
8月は、夕方:3400→夜半過ぎ:2800程度
9月は、夕方:3100→夜半過ぎ:2500程度
と10度で約600カウント(約720μ程度)の移動がある。

一応、毎回まめにドーム内気温、PDFの示す気温、PDFのポジションとデータを取っているが
悩ましいのは、気温の変動とリニアに反応しないことだ。

ドーム内気温は最初激しく徐々に緩やかに一定の割合で低下するが、PDFの示す気温は遅れて低下しだすのだがこの気温の差があいたり縮まったり、それに合わせてピント位置も微妙に変動する。

お隣・グレーテル氏はもっと深刻だ。
気温の低下とともに、ピント位置は内側によるのだが、なぜか気温15度を境にしてピント位置が外側に向かうという不規則さがあるのだという。

FRC300の場合はそこまでひねくれてはいなくて、一応、気温の低下とともに内側に移動する。
(が、気温とリニアではないけど)

気温の変動が激しい夏場だけの問題なら、エアコンを入れて撮像前の数時間にドーム内気温を低下させておく必要があるのかもしれない。(まあやるとしても来年だけどね)

 
 

最近、やっと、ACPの使い方が理解できてきた。
ACPを使うと、たとえば30分に一度の割合でピントを自動で合わせなおすこともできる。
(この設定は簡単だ)
これって、FocusMAXのAquireStarを呼び出しているのだろうと思う。
今いる場所を記憶し、近くの指定した範囲内の等級(通常5-7等級)のガイド星に振って
そこでオートフォーカスして、また元の位置に戻ってくるというあれだ。
今度からはACPを練習しながら使ってみよう。

投稿者 pikachu7500 : 2008年9月18日 19:01

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