2007年3月27日
とりあえずサーバーとして稼働したが、1つ気に入らないことがある。
デルの24インチワイド液晶の画面を目いっぱい使ってくれない。
1920*1200 の画面に対し、1600*1200 で、両脇の合計320ドット分は表示されない。
WindowsVistaではきっちり表示はされる。
ちなみに、モニタの前のキーボードは手前がWindows用、奥にあるのがVineLinux用。
設定ファイルをいろいろいじっても状況は変わらない。
まあ、あまりこのサーバー画面は普段使うことはないし、Windowsからブラウザ経由でもいじれるのであまりこだわる必要性は低い。
しかし、妙なところでこだわりがあって、このように表示されるべき所が表示されないのは非常に腹が立つ。
ためしに、別のPC(普段はWindows)にクリーンインストールしたらきっちり 1920*1200 で表示されるではないか。これはラッキーと思い、設定ファイル(xorg.conf)をFTPで転送し入れ替えてみた。
これだけでは変わりはなかったが、GNOMEの画面解像度の設定タブには、
1920x1200 60Hz のモードは表示されてとうとう↓
きっちり表示できますた。
設定ファイル(xorg.conf)の記述は昔と違って単純なデバイス定義とフォント指定で画面解像度に関する設定はなくなっていた。
このようにサーバー用途としては定評のあるLinuxだが、なんかWindowsを意識して、Windowsっぽくなってきている。昔はハードウエアが種類もたくさんあって全部のハードに対応することは事実上できなかったが、Windowsの普及、特にプラグ&プレイ対応ハードや、周辺機器がオンボード搭載になって、外付けハードは事実上ビデオカードくらいなものか。
ハードウエアもかなりこなれてきて、昔みたいに設定ファイルに全部記述するようなことは時代遅れになってきたような気がする。
まあ、生物学的用語でいうところの、収斂進化のようなものかもしれない。
収斂進化の結果、生物学的用語での相似器官になるのか?ってPCの場合はハードも同じだし、OSとドライバが違うだけだからあまりたとえが適切ではないかもね。
それを言うなら相同器官のほうがふさわしいかも。
生物学を勉強した人なら誰でも知っている、ヤツメウナギの鰓の骨(鰓弓)がヒトでいうところのあごの骨になったり耳小骨の3つの骨に対応するってやつね。
だんだん話が逸れてきた、まだまだ続く。
投稿者 pikachu7500 : 2007年3月27日 19:43
コメント
最近のX(Linux)はよくわからんです.
昔はがりごり手でConf書いたのですが…
10年ぶりくらいにLinux(Fedora)インストール中ではまってます!
投稿者 しゃしゃき : 2007年3月28日 13:47
しゃしゃきしゃん、こんばんは。
そうなんですよ、Xがかなり変わっていて、昔のXF86CONFIGとは格段にスリム化されてます。
Xorgで大幅に変更になったんでしょう。
Fedoraとはなかなか通ですな。
投稿者 ここの管理人 : 2007年3月28日 18:46