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2008年10月11日

 ■ CCDStackの処理

CCDStack での1次処理。

これがCCDStackによる、ダーク・フラット補正、コンポジットしたもの
L_ccdst.jpg

これがステライメージによる、ダーク・フラット補正、コンポジットしたもの
L_stl.jpg

同じ元ネタで処理してみると、やはりCCDStackで処理した方が淡い部分がよく出ている。

ステライメージは、どちらかというと単純に処理する。
ステライメージもシグマクリップはあるのだが、選別途中の過程は見れないし、シンプルであるがゆえにそこそこ使える。

CCDStackはピクセル単位にシグマで選別をかける。
このソフトは機能もすごいが与えるパラメータが多すぎて使いこなすのが難しい。
ただ原理を理解しながら理屈を考えながら処理できるようになると腕が上がったように思える。

それにしても、背景と銀河の腕のきわどいところを出すようにすると、ST-8XE(ABG)の横縞模様に悩まされる。
フラット補正はしっかりかかっているのだが、レベルのコントラストが合わない。
昼のドームスリットを少し開けた昼間のフラットではダメなのか?
夜、曇り空でフラットを撮るべきなのか?
ST-8XEという古いカメラを捨てて新しいカメラを買うべきなのか?

投稿者 pikachu7500 : 2008年10月11日 22:14

コメント

前にどこかで書きましたが、そのような場合、フラットに適正なガンマをかけることでうまく補正出来る場合があります。

昼間のドームスリットを少し開けた状態だと、周りの環境からの迷光が夜の場合と条件が変わると思います。

フラットガンマを一度試してみる価値はあると思います。

投稿者 かわうそ : 2008年10月11日 22:51

かわうそさん、おはようございます。

フラットのコントラストをあげればよいので、
トーンカーブのS字を微妙なさじ加減でやるしかないかと思ってましたが、ガンマ調整も検討してみます。

投稿者 ここの管理人 : 2008年10月12日 11:08

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