2008年9月23日
NGC908 FRC-300(F7.8) ST-8XE+AO-8 L:10mX12
月がある中で撮像したNGC908。
超低空は懲りたので、そこそこ高度の高い(が、やや低空)の銀河。
これならなんとか狙えそうだ。
昨日は快晴で透明度もよくシーイングも比較的よかった。
月さえなければ最高の夜空だった。
宵の口からACPの動作テストをM33を指定して行っていた。
結果からいうと、今のシステムでは自動運転には無理がある。
だが、惜しいところまでは来ている、あともう少し。
このもう少しが、なかなか厳しい。
1.対象導入
これについては、70点(100点満点で)
対象導入そのものはどんぴしゃではないがまあまあ来ている。
問題はガイドチップ上にガイド星が思い通りに載らない。
ここが一番の問題点だ。
2.ピント合わせ
これは95点
FocusMAXのAquireStarが完璧に動作してくれる。文句なし。
ただし、Vカーブで指示したピント位置と、AutoFocusで合わせた位置が
PDFで約50カウントのずれが生じる。(まあ誤差の範囲か、焦点深度には入っている)
このずれは、IN側にずれる傾向にある。気温の低下とともにピント位置がIN側に移動するため、
かえって好都合かもしれない。
対象導入の前に合わせるとか、30分(時間は指定可能)に1度づつ合わせるとか、
この機能は素晴らしい。(ただし、AutoFocusが完璧に動く環境であること)
3.ガイド
ガイドだけ見れば95点、
AO-8ガイドも完璧にこなす。
ガイド星が暗いと、露光時間を延ばしながら何回でもリトライする。
ただし、1.とのからみで、このガイド星を使ってくれと思っていても、
そこまで導入の精度がない点が惜しい。
今のシステムでは、人間が手操作してやらないとガイドチップにガイド星が載らない。
NJPはいい赤道儀なんだがそこまでの性能がない。もっと大型のしっかりした精度の高い赤道儀が必要だ。
投稿者 pikachu7500 : 2008年9月23日 11:30
コメント
いや、さすがこれよく写ってますね。
月夜でも不可能ではなかったのかぁ。
でもRGBはやはり厳しいですかね、どうだろ。
投稿者 グレーテル : 2008年9月23日 13:13
晴れたのですか?
良いですね。
こちらは雲君攻撃で駄目でした。
私はエンコーダーの最終テストと現地に置いているFSQとかのサイズ確認だから良かったんですが、お隣さんは撮影でしたが余り成果は無かった様です。
私のカメラは今移動中です。(結露防止テスト)
投稿者 メーテル : 2008年9月23日 14:30
4時頃まで頑張ってましたんで、眠いっす。
月夜はRGBはきついでしょうなあ。
昨日は快晴でしたが今は雨が降ってます。
秋の天気はころころかわります。
次は、いつ晴れるかわからないので晴れている時に撮影するしかありません。
投稿者 ここの管理人 : 2008年9月23日 18:23