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2008年5月19日

 ■ 赤緯の不調は

赤緯の不調はバックラッシュが急に大きくなったのが原因であることがわかった。

赤緯のギアカバーを外して赤緯を動かしてみたらギアとギアの隙間があいていた。
これではダメだな。

これを調整しようとしたら鏡筒を外さないといけない。
これは正直いってやりたくないのだがやらざるをえない。
鏡筒を外して赤道儀も外して赤緯のギアを押さえている箇所をよくみると
固定しているイモネジがゆるんだようだ。

モーターギアを押さえながらイモネジを締めあげればよいのだが
イモネジをなめてしまったようで、ホームセンターにあわてて買いに走った。
長さがぴったりではなくはみ出てしまうがないよりましだろう。
イモネジを交換してみたがプレートとは干渉しないのでこのままでいい。

赤緯の調整を終えて組み上げて鏡筒を載せてモーターの調子を見てみたが
微動でも高速移動でも問題ないようだ。

バックラッシュは完全にゼロにはならないが調整前よりも100倍はマシになったはず。
これでNJPも当分役に立つであろう。
ファインダー交換や極軸追い込み作業は無駄ではなかったが、ただの悪あがきだったようだ。

今回は赤緯不調の原因もわかり、自力で対処、調整もできたわけだが、
天文屋ってのは何でも自力である程度メンテナンスしながら機材を使わざるをえない。
機材いじりや加工・工作は嫌いではないからある程度は何とかするけど
この状況は何とかならんもんかね?
車みたいに燃料入れればちゃんと動くようには簡単にはいかないのだろう。

投稿者 pikachu7500 : 2008年5月19日 20:13

コメント

まぁ一昔前の車はポイントを磨いたり点火プラグを交換したりしていましたんで、その状況なんだろうかと思いますね。
でも確かに素人には使えない、、、これが困ります。

投稿者 メーテル : 2008年5月19日 23:51

NJPをオーバーホールに出した時に締め付けが十分ではなかったのかもしれないです。
天文屋は何が何でもガンガン締め付ける悪いクセがありますが、赤緯モーターの固定はガンガン締め付けておいてほしかったですね。

投稿者 ここの管理人 : 2008年5月20日 06:59

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