2008年5月 6日
ST-8XE は ABG タイプなのでブルーミングを気にせずに撮影ができるがその分感度が悪い。
それは別にかまわないのだが、この機種特有の横縞が発生する。
その横縞を消すにはフラット補正しかない。
チップ上のゴミもあるのでどうせフラット補正は必要だ。
フラットの光源をどうするかで人それぞれやり方があると思う。
液晶ディスプレイを使うとか、発光パネルを使うとか、雲を使うとか、いろいろある。
その中から今回は、自然光を使う方法とした。
昼、ドームのスリットを薄くあけてそこに筒先を向けるという単純な方法。
このやり方はメーテルさんとこの掲示板で確かTaNaKaさんが紹介した方法である。
一応、筒先には半透明のアクリル板を載せている。
上から見た光景。
きちんと平坦になるように光が当たっているのがわかる。
この方法は使えそうだ。
フラット画像の輝度は約15000/65536は必要だろうといわれているので15000を目安に撮影する。
L, R, G, B それぞれで輝度差があるのだが、撮影時間は一定にしたいので
(理由は、ただ単にフラット用のダーク画像を共通にしたいだけ)
ドームのスリット幅を広げたり狭くしたりして調整する。
これは R画像のフラット、Rでなくても他の画像でも横縞やごみの跡が写っている。
よく見ると、リング状に輝度むらがあったり、スパイダーの跡も写っている。
やはりフラット補正は必要だ。
投稿者 pikachu7500 : 2008年5月 6日 11:10
コメント
Sもとさん、おはようございます。
早速実践ですね。
何でもやって見るって大切だなぁ〜。
そこってご自宅からどれくらい時間が掛るんでしょう。
投稿者 メーテル : 2008年5月 6日 11:55
ドームは自宅から20分から30分程度です。
行こうと思えばすぐに行けるのがいいです。
このTaNaKa式はものすごく簡単・便利でいいフラットが撮れます。光量調節はスリットの間隔でできますし、完璧なフラットが楽に撮れますね。
ただ、この方式はドームかスライドでないといけないという条件はあります。
投稿者 ここの管理人 : 2008年5月 6日 13:12
SRでも同じにやってみるんですが
大体が鏡筒が真ん中に来てませんから
屋根隙間で光量調整、ってのが難です。
どしても偏っちゃう。
じゃ暗闇で、って言うとひどく時間が掛かるし。
level見ると殆ど平坦なので、当分はFlat無しです。
今んとこ大丈夫みたいです。
でもなぁー・・露出不足ではこの影響出るだろうなぁ。
投稿者 グレーテル : 2008年5月 6日 16:10
SRでやるならフード外して斜めにしてスリットに向ければ何とかなりませんかね?
斜めでアクリル板が落ちそうならガムテープで止めてでもやり方はあると思います。
投稿者 ここの管理人 : 2008年5月 6日 17:30
話変わりますが、このアクリル板と副鏡の距離って
Sもとさんのはフード分離れますよね。
私の場合、後付けフード無しだと、副鏡の陰?が
もっと写りこんで、Flatとしては好ましくない、と感じました。
間違い?実際の画像にも副鏡が写りこんでます?
見たことないなぁ・・写ってもLevel差低いし、見えてない
だけでしょうか?
投稿者 グレーテル : 2008年5月 7日 19:59
実際の画像にも副鏡が写りこんでいるのでしょうが、ものすごくレベルが低くて見えにくいというかわからないだけです。
フードを付けて、ななめにしてスリットと筒先をある程度距離を置くのがいいかもしれません。
投稿者 ここの管理人 : 2008年5月 7日 21:39