2007年12月 5日
ゼンリンとかスーパーマップルとかの地図ソフトは、GPSと接続してもカーナビにはならない。
ただ地図上に移動した軌跡を描いてくれるだけ。
もう製造中止になってはいるが、SONY の Navin'You というソフトがいまだに人気がある。
これはカーナビとして使える唯一のソフトと言ってよい。
ルートを表示して音声ガイドまでしてくれる。
苦労して入手した Navin'You を今は毎日助手席に乗せて車で走っているが、
カーナビとしてそこそこ使える。
Navin'You はSONY製のGPSでしか動作しないが、今使っているGPSはSONY製だがサポートされていない。
いろいろ調べてみると、必要なものは
NYLink + GPSPlayer32 の組み合わせらしいのだが、今はどちらも配布されていない。
(それでもどうにかNYLink0.82aは入手はしたがGPSPlayer32はダメだった)
別の選択肢として、KNLink が使えることがわかりこれは今もフリーで配布されている。
KNLink.ini ファイルを作らないといけないが、これを使うとばっちりNavin'Youで認識でき、
WindowsVistaでもしっかりと動作している。(作者様に感謝)
GPSは測地系が大きく2つあり、WGS84かTOKYOかで数百メートルのズレが生じるが、
KNLink.ini ファイルを適切に記述することで違いを吸収してくれる。
やはり音声ガイドで案内(あとXXメートル先のXX交差点を右方向とか)してくれたり
ルートを外したらルート再探索してくれたり、ヘッドアップ表示(進行方向を上)とか基本機能はばっちりだ。
車に積むノートPCは、DELL Inspiron9400 という 17インチのでかいノートPCである。
バカでかいノートPCだけあって、WUXGA(1920x1200)の表示が可能である。
液晶がでかいと情報量も多くて左側に詳細地図、右側に全体地図の表示も余裕でこなせる。
でも本当は、カーナビ専用機を買って車に取り付けるのが一番いいんだけどな。
ただ、カーナビが本当に必要なのは年に1度あるかないか、望遠鏡の稼働率よりはるかに必要度は低い。
投稿者 pikachu7500 : 2007年12月 5日 22:33