2007年2月23日
FRC-300(RD) ST-2000XCM+AO-7 20分x10枚
平日なのに晴れているからついつい撮像してしまう。
1日だけなら無理も利くかもしれないが、2日目、3日目になってくるとそろそろ頭がおかしくなってくる。
もう勘弁して下さいよ、と泣きごとまで言いながらも、機材を設置している。
もっともいつもの季節なら2月に5日も連続して晴れることはないし天文活動もできない。
今年の気候は異常で冬眠しているはずの熊も冬眠せずに活動しているという。
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | クマー
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\__
/ __ ヽノ / \___)
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∪ ( \
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ところで、このM94、りょうけん座にある系外銀河だが、真上から見ているフェイスオン銀河である。
渦を巻いているのもわかるが、周辺部が淡いくせに中心部はやたら明るい。
デジタル現像処理をしないとやってられない銀河だ。
最近は、やたらに色をつけるのがクセになっていて、普通の処理なら茶色っぽいのっぺりとした色合いだが、中心部を取り巻く部分は赤や青色を出すように色彩を強調してある。
それにしても、毎日毎日、新しい天体画像を更新し続けるのは撮影し続けないといけないわけで、
MIKさんは改めてすごい人だなあと実感しております。
投稿者 pikachu7500 : 2007年2月23日 00:01
コメント
Sもとさん、どうも関西にはロボコップが複数居るみたいです。
投稿者 メーテル : 2007年2月23日 09:53
HSTなどの大望遠鏡でも若い星々の青いリングは強調して出しているので、これはこれで正解でしょう。
問題なのは何をリファレンスとするかですが、昨今では一般の方々でもHST画像を目にしているので、基本の色というとHSTやすばるとなると思います。
なので、実は一般にはナローバンドカラーは受け入れられやすいです。HSTのおかげで青緑の星雲というのに違和感が無いようです。
ただ、旧来のフィルムの色を求めるというのももちろんアリだと思うので、問題なのは何を追求していくか、といところなのでしょう。
個人的にはこのM94の色あいはアリだと思います。
それにしても、素晴らしい写りですね。
投稿者 UTO : 2007年2月23日 12:16
>MIKさんは改めてすごい人だなあと実感しております。
これ、同感です・・
撮影し続けるのも大変ですが、天体写真って、
撮ったら画像処理もしなくちゃいけないでしょ?
画像処理もなんだかんだで結構大変ですからね・・・。
投稿者 UTO : 2007年2月23日 12:19
> メーテルさん、
ロボコップやってみるとかなりつらいっすよ。
まあ、無理せずにほどほどやるのがいいみたいです。
> UTOさん、
どうもありがとうございます。
色合いについては、海外でもこんな派手目のものがありまして(とうか海外は派手なものばっかり)心おきなく色合い派手目路線でいこうと思ってます。
投稿者 ここの管理人 : 2007年2月23日 20:51
これまたいい感じですね。LRGBではなかなかこういうナチュラルな色合いにはならないですよね。AO+STのチップサイズで銀河はほぼカバーできるのではないでしょうかね。
投稿者 MIK(田舎) : 2007年2月24日 15:57
MIKさん、どうもありがとうございます。
確かにST+AOで銀河はほぼカバーできます。
無理にSTLシリーズを買う必要もないのですがやっぱり欲しいです。
投稿者 ここの管理人 : 2007年2月24日 19:00