2006年3月27日
NGC4565 (←北方向)
(全体像を見るには、コメントなくても、コメントをクリックして下さい)
FRC300RD(F5.9) ST-2000XCM+AO-7 20分x10枚 -25℃
金曜日の夜(3月24日)撮像分。
南中前から撮像して、子午線通過後も2時間踏ん張っての撮像。
構図的には4565をど真ん中にしたら、この画像の右上の端っこの銀河が
中途半端に写ってしまった。トリミングで落としてもいいかな。
実はAO-7を使う関係上、明るめのガイド星が必要で、ガイド星の配置から
この構図がぎりぎりだった。MaximDL4で、0.1秒ガイドが可能だった。
晴れてはいたけれども、透明度がイマイチであんまりよろしくない空が
そのまま反映したような作品になってしまった。
その次の3月25日。
昼はものすごい快晴で、今夜も頑張ろうと張り切って仕事に行ったが、
夜遅くまでかかって、帰宅したら夜の12時。
いい天気だったけれども、疲れていたのと、翌朝(3月26日)は
町内の奉仕作業もあって、撮像せずに爆睡。
投稿者 pikachu7500 : 2006年3月27日 00:01
コメント
FRC+RD+2000XMCはコンスタントにいいですねー
カラーで長時間露出が必要な分、AO使えるのは有利ですね
投稿者 MIK(田舎) : 2006年3月27日 13:23
系外銀河攻略の方程式は完成しております。
晴れてくれればの話ですが、ここんところ天候があまりよろしくないです。
AO-7なしでは歩留まりが悪そうです。
AO-7あってこそなのですが、画像mの上半分の星像はいいんですが、下半分の星像がややいびつなんですよ。
これは極軸が少しずれたために、AO-7のミラーが偏ってしまったためと思います。25%-75%の範囲外でセルフガイドが発動しますけど、40%-60%程度に絞ってやったほうがいいのかもしれません。
投稿者 ここの管理人 : 2006年3月27日 22:31
これまた素晴らしいですねー。
うーん、見事!
ところで、0.1秒でガイドとのことですが、AOの周波数はどのくらいでしょうか?理想で10Hzな訳ですが・・・
AO-7を使う際にどのくらいの周波数でみなさん動かしておられるんでしょうか。
メーテルさんのところにアップした自分の作例では、0.3秒露出の2Hz程度(PCが遅いからですかねー)なんですよ。
もっと早く動かした方がいいのかなあ、、
投稿者 uto : 2006年3月28日 22:17
utoさん、どうもです。
0.1秒だと、6-7Hzくらいです。
PCの速度よりも、ソフトで変わってきます。
DOS版のCCDOPS>>>WinXPのCCDOPS>WinXPのCCDSOFT = MaxImDL
昔は、0.01秒で30Hzオーバーとかやっても最高で38Hz程度でした。
最近では、10Hz超えはないですね。
投稿者 ここの管理人 : 2006年3月29日 10:14
貴重な情報、どうもありがとうございます。
やはりシーイングキャンセラーという観点よりも高機動オートガイダーと捉えて使う方が良いのかなぁ。
それにしても本当に素晴らしい銀河ですね。
どの画像も発色も解像力も良く見ていてほれぼれとしてしまいます。
投稿者 uto : 2006年3月29日 20:33
AO-7はオートガイダーとして使ってます。
シーイングキャンセラーとしての働きは日本ではあまり期待しないほうがいいですね。
ごくまれにシーイングのいい日にAO-7がうまく壷にはまるとすげーシャープな星像になる場合があります。
冬やこの春先には到底期待できませんが、
アメリカやらオーストラリアでの漆黒の空+抜群のシーイングでAO-7やらかしているおっちゃん連中には、どうあがいてもかないません。
投稿者 ここの管理人 : 2006年3月29日 22:23