2005年6月19日
6月18日−19日とCANP2005参加。
いろんな天文屋との交流もできて楽しかったが、
やはり他人の作品を生でじっくり見せてもらうのはいろんな意味で役立つもの。
今まではFRC300による長焦点の銀塩直焦点撮影なんてのは誰もやらないだろうから
自分がやることで差別化が図れるとか勝手に思い込んでいたが、全くの的外れで
あったことをいやと言うほど思い知らされた。
屈折短焦点(500−800mm)でのデジ一眼画像にも解像度の点で負けている。
バックグラウンドの滑らかさ、M8とかの散光星雲の微妙な色合いとかは、
かろうじて勝っているかもしれないが、デジ一眼でも多数枚コンポジットや
画像ソフトの充実(RAPやステイメ5など)により総合力でも圧倒的に負けている。
かつて銀塩の名手だったベテラン勢がことごとくデジタルへ移行しているのも
その真意が自分で理解できなかったことがなんとも間抜けである。
デジタル化によって、天体画像のレベルが格段に進歩していることは
頭ではわかっていたつもりだったが、まだまだ銀塩でも十分に太刀打ちできるはず
との思い込みも如何に浅はかであったか、なんとも自分が情けない。
FRC300の能力を引き出すには、デジタルしかない。
今後はデジタルに移行する。
↓おまけ、西はりま天文台の2メートルの主鏡
投稿者 pikachu7500 : 2005年6月19日 20:19
コメント
いや〜恐ろしいすね。
デジタルまっしぐらですか。
北陸の大砲来る!
短焦点には来ないで下さいね。
御願いします。
投稿者 メーテル : 2005年6月20日 22:59
恐ろしくはないですよ。
デジタルといっても、冷却CCDでも改造デジ一眼でも
まだまだひよっこですから。
投稿者 ここの管理人 : 2005年6月21日 21:02