自動化を考える(7)

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どうもシミュレータは動きがおかしい。
やはり実機でないと動作確認は無理だな。
ってことで、月も大きくなってきたし、実機で練習してみた。
導入から始めて、Lを12枚分を撮影し、その後終了させる流れだ。

20230410_2.png

具体的には、

事前準備作業として、
 ・NINAを起動し、各デバイスとの接続
■撮影対象の部(順番に実行していく)
 ・導入・中心合わせ・回転
   ここでは対象をM82とし、座標は手で入れておく。
 ・PlateSolveして中心を合わせる。
 ・回転だが、ローテータはシミュレータを登録して接続する。
 ・それからオートフォーカスを行い、
 ・ガイドを開始する(キャリブは実行しない)。

■撮影の部
 ・SmartExposureで撮影する。
   Lを12枚連続で撮影する。
   RGBは1枚毎にフィルターを変えないので、すべて連続撮影でよい。
   ディザーは2枚毎に行う
 ・条件として、10枚撮影毎にオートフォーカスさせる。

■終了の部(並列で実行、全部一気に動作する)
 ・ガイド停止
 ・カメラの昇温
 ・望遠鏡のパーク
 ・ドームシャッターの閉鎖
  (スライドルーフと違っていつでもシャッターを閉じてよい)

20230410_1.png

これらがすべて完璧に動作した。

20230410_3.png
終了後の画像だ。
電源は手動で切るしかできないが、これでも十分だ。

詳細シーケンスについては、やりたいことを並べるだけで実現できる。
意外と簡単だ。
やればできるじゃないか。

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このページは、ピカチュウが2023年4月10日 08:00に書いたブログ記事です。

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