リモートはWindowsのリモートデスクトップで

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リモート接続には、色々なソフトウエアが提供されている。
リモート接続する側と接続される側とに両方仕込んでおく必要がある。

TeamviewerとかAnydeskとかGoogledesktopとか有名どころはあるが、
Windows標準のリモートデスクトップが一番使い勝手が良い。
ただし条件はある。
リモート接続される側は、Windows10/11ともPro版が必要だ。
あとは設定で、リモートデスクトップで操作されることを許可すればよい。
これだけで、リモート接続する側から接続すればよい。

Windows標準のリモートデスクトップが優れているのは、
1.抜群の安定性
2.細い回線でも滑らかに動く
3.細い回線でもネットワーク負荷が低い
おいらは全てにおいて文句なしの評価をしている。

細い回線でも安定して動作するのが最高によい。
携帯電話の無線ネットワークをつかっているが、
深夜や午前中は回線は速いが夕方は回線が遅い。
ラズパイのアップデート情報を取得する
$ sudo apt update
のコマンドを打つと、1MB程度の情報を取得するのに
午前中:数秒
夕方 :5分程度
と極端に差がある。
回線の遅い夕方から接続しても、問題なく接続し動作できるのは凄い。
一晩中接続していても、200MB~300MB程度の回線使用量だ。

ただ、リモートするには相手側のネットワークの状況をよく知っておくべきで、
遠隔地ではインターネット網を通すことになるため、
相手側はグローバルIPで接続できなくてはいけない。
相手側のパソコンに直接接続は普通は無理なので、
相手側のルータに、リモートデスクトップが使用するポート3389を開放し、
ポート3389を相手パソコンのIPアドレスにポートフォワードしてやる必要がある。
ただし、これはインターネット回線をそのまま使うやり方であって
セキュリティ上問題があることも確かだし、それなりの知識が必要だ。

話は変わるが、この辺りの設定もろもろを突破したのがTeamviewerだ。
Teamviewerは設定は簡単で接続が可能だ。
ルータの設定も不要で相手はグローバルIPでなくても構わないのが凄い。

話を元にもどして、
インターネット回線をそのまま使うのは危険なので、通常はVPNを通す。
セキュリティ上は当然こちらが良い。
なのでおいらはVPNを通して接続するやり方を取っている。
VPNを通せばポート3389のポートフォワードは不要だが、
ルータにはポート3389を通す必要はある。
(通常のルータはポート3389は通さない)

VPN接続すれば、自宅ネットワークの延長上に接続先のネットワークが見える。
これで安心してリモートデスクトップで相手側の画面を操れるのだ。

ちなみに、おいらの場合、リモート接続するためには、
1.VPN接続を行う
2.電源制御アプリでリモート先のノートパソコンのAC電源を入れる
 これでノートパソコンが起動する(ようにBIOS設定してある)
 パソコンが起動するまで30秒ほど待つ
3.リモートデスクトップ接続し、リモート先のパソコンの画面を出す
4.カメラや赤道儀関係の電源を入れて、撮影準備にかかる
といった感じでやっている。

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このページは、ピカチュウが2023年3月14日 08:00に書いたブログ記事です。

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