福島旅行記(3)

| コメント(2) | トラックバック(0)

2日目、朝は5時から風呂に入れるというので、風呂に入る。
風呂は温泉だし、当然、露天風呂もある。
朝、起きるのはいつも通り早いので、5時の風呂は余裕で入れる。

20220629_1.jpg
宿の窓から見た磐梯山

風呂につかりながら本日の予定を考える。
今回の目的は五色沼の散策であり、目的は達した。
特に行きたいところもないので浄土平に行くことにした。

数年前なら、行きたいところを多くピックアップし、
次から次へと見て回るようなスケジュールを立てたが
今は行きたいところを1,2か所で十分だと思うようになってきた。
(福島は見どころは一杯ある、桧枝岐村は行こうと思っていたがあきらめた)

朝から風呂に入り、風呂上りに周辺の散策をして、それから朝食だ。
昨日の夕食もそうだが、最近は歳のせいであまり多くは食べられない。
ビッフェ形式だけど、本当に食べられる量しかとらないけど
昔に比べて随分と量が減った。

数年前だと、朝食ならご飯を3杯程度は食べてきたが
今回はクロワッサン2個とサラダ、炒り卵とフルーツ少々で十分だ。
これでもお昼時でもおなかが空かないほどで、
お昼を無理に食べたら夕食はなしにした。

宿をチェックアウトし、浄土平へ向かう。
裏磐梯から国道、県道を抜け、磐梯吾妻スカイラインに入る。
磐梯吾妻スカイラインという立派な名前だが、道路事情は悪い。
幅が狭い感じがするし、路面は凸凹が目立つし、工事中の箇所も多い。

20220629_2.jpg
磐梯吾妻スカイラインの国見台から見た磐梯山

20220629_3.jpg
磐梯山

今回は天気も良く、バイク連中が多かった。
対向するバイクも多いし、後ろから追い付いて追い抜きしたそうなバイクも多い。
こういう場合は、スピードを落とし左ウインカーを点滅させ先に行かせる。
こういうことをすると、バイク連中も(感謝して)手を挙げて挨拶して抜いていく。

実際、こういうところを走りに来るバイク連中は、走るためだけに来る。
奴らは景色は見ない。見るのは路面状況と進行先の交通状況のみだ。
路面状況というのは、路面の凹凸、落下物、砂や落ち葉、オイル流れなど
危険なものを把握しないと事故につながるからだ。
進行先の交通状況は、先行する車をどうやってぶち抜くか、そのために
見通しの良い直線部が確保できるかを常に考えている。
そう、奴らは先行する車をどうやってぶち抜くか、それしか考えていないのだ。
景色なんぞは眼中にない。

だから、景色を見ながらちんたら走る車(おいら)が邪魔で早くどけよと考えている人種なので
車の運転者もバイク連中はそういう人種なんだと頭に入れておく必要があるし、
後ろからバイクが近づいてきたら道を譲ってやるべきで、
バイクを先に行かせてやった方がよい。
自分の車の後ろにバイクがうろついているのは事故に巻き込むか、
巻き込まれる可能性があるかもしれないので避けておきたい。

矛盾しているようだが、奴らは走ることに専念しているだけあって、
危険察知能力も高いし危険回避能力も高いので
(無理しなければという条件が付くが)
事故を起こさないし巻き込まれることも少ないはず。
何せ走ることだけしか考えていない連中なのだ。

その点、車だとスマホやカーナビを見たり(おいらはやらないがこれは捕まるよ)、
飲み物を飲んだり道の駅で買ったサクランボを食べたり(おいらはやった)、
不真面目な分、事故る可能性はバイクよりも高い。

磐梯吾妻スカイラインのヘアピンカーブをいくつも超えていくと、
標高1500mとか、標高1600mという文字が路面に直接ペイントしてある。

そしてついに、浄土平だ。
20220629_4.jpg
浄土平の駐車場、右端の車のナンバーが3628、うらやましい、持ち主はしし座かな?
この車の持ち主の2台目はきっと6566か2903だろうと思う、って、そんなわけないよな。

活火山なのか、噴煙が山の中腹から上がっている、続く。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://pikachu.ddo.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1679

コメント(2)

こんにちは

磐梯山って、ずいぶん郡山に近いんですね。
このあたりは一度も行ったことが無いです。
高速乗ってもあまり降りたりはしなかったです。
アメリカの火星で有名なローウェルが、
わざわざ磐梯山の噴火を見に来たというのに興味を引きました。
私も一度行ってみたいです。

バイク、今は昔と違ってずいぶん人口が減ったような気がします。
ひところは、
夏になると内地からずいぶんたくさんのライダーが蝦夷地にやってきたものです。
ライダー用の宿も道内各地にありましたし。
もう至る所ライダーだらけでした。
それとは別の人種で、峠族のライダーも居て、彼らは峠道をふっとレストから火花を出しながら駆け回っていたものです。
その彼らもまためっきり見なくなりました。
若い人が車に乗らなくなったのとシンクロしているように見えます。
私の社内にも昔は沢山のライダーが居て、
高齢の部長から、入社直後の女子社員まで実に沢山バイクを持っていました。
私は車でしたが、若手のライダーとでよく山の中の温泉巡りをしたものです。
だいたい女の子は、コケて骨折してバイクから離れるというコースが多かったですね。
ギブスしながら会社に来ていました。(笑
その頃の道内は砂利道も多かったので、コケるのはそのあたりですかね。「ぼーっとしていたら直線で転んだ」と。
あとは、「カーブでバンクつけて気持ち良く走っていたら、そのまま寝てしまった。」というのも。
今は、スポーツ車も絶滅に近いし、バイクも静かでひところの活気が嘘のようです。サーキットもかなり閉鎖されましたね。
今はエコの時代なので、燃費の悪い車は敬遠されるでしょうし。
ランエボなんてリッター3キロでしたからね。

n2068ddさん、おはようございます。
福島は関東から程よい距離なのでバイク連中は多かったように思います。
若い人もいますが、おっさん、おばはん連中が多く、高齢化していますね。
ハーレーおじさんも健在です。

40年前ですかね、昔の自動二輪の限定解除(今の大型二輪)を根性で合格し、ホンダの750を買って夏の北海道ツーリングに行きました。
都市部以外は高速みたいでみんな100Km/h程度で走っているのは流石は北海道だなと思ったものです。
道北、道東は走っていても気持ちよくてまた来るぞと思いながらも行ってないのでレンタカーでまた行きたいと思ってます。

コメントする

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.8.2

このブログ記事について

このページは、ピカチュウが2022年6月29日 08:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「福島旅行記(2)」です。

次のブログ記事は「福島旅行記(4)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。